スコアレポート

【スコアレポート】第11回ラクロス全日本大学選手権大会・女子2地区予選|宮城学院女子大学vs.愛媛大学

  • ■ 大会名:第11回ラクロス全日本大学選手権大会・女子2地区予選(京都会場)
  • ■ 日程: 2019年11月2日(土)
  • ■ 場所:京都府(長岡京市)洛西浄化センター球技場
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    11月2日(土)洛西浄化センターで全日本大学選手権大会予選が開催された。午後からは第2試合、女子の宮城学院女子大学vs愛媛大学の試合が開催。先制点は5年ぶりに出場を果たした宮城学院女子大学。多くの応援もあり、大いに盛り上がる試合となった。両者ともに気持ちの見えるプレーでしのぎを削りあい、宮城学院女子大学が10-4で勝利を収めた。

    Text by 日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会イベント班 廣瀬珠梨、山内咲穂

     

     

  • 宮城学院女子大学

  • 愛媛大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
宮城学院女子大学 2 2 4 2 10
愛媛大学 0 1 1 2 4

【得点者】

宮城学院女子大学
#47 村上遥香 4
#41 加藤杏奈 2
#11 小野佑華 1
#12 伊勢みなみ
#17 後藤日菜子
#65 小笠原彩乃
愛媛大学
#14 馬場貴子 2
#13 山内奈都 1
#75 玉城桃花 1
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【審判】

主審:秋葉尚子、副審:堀希美佳、福井美奈子、TO:山田真由

【レビュー】

1Q:最初のドローは愛媛のファウルにより宮学#47村上から始まった。宮学が積極的に攻めるが、愛媛がミスを誘い、愛媛#73児玉がボールを取り返す。ゴール前までつないだが、宮学はまたそれを取り返した。宮学#12伊勢が1対1を攻めるが愛媛の鉄壁の守りに阻まれる。宮学#47村上がシュートを打つがポールにあたり、愛媛#39笹田がクリアを繋ぐ。ゴール前まで運ぶも、宮学も負けじとゴールを守り切りクリアを繋ぐ。宮学#41加藤が左上からスピードのある1対1でゴールネットを揺らした。

次のドロー後のダウンボールを愛媛#11石下がとる。積極的に攻めるが、ミスにより宮学が再びクリアで運ぶ。宮学#47村上が正確にコースを狙い、追加点を奪った。

宮学の攻撃は続くが、愛媛#39笹田はゴールを守り抜く。愛媛は奪ったボールをシュートまで持ち込むが、宮学#26鴇田がインターセプトしてシュートを阻む。残り30秒、愛媛はボールを奪い返すが、惜しくもシュートは決まらず、2-1で1Q終了。

2Q:最初のドローは愛媛#73児玉がとりきり、愛媛が反撃を始める。細かいパス回しでゴールを狙うが、ミスを宮学が素早く反応し、取り返す。宮学#47村上が華麗にDFを交わし、シュートを決める。

ドロー後のダウンボールは愛媛#73児玉が取りきるも、宮学#11小野がミスによるダウンボールをとる。ゴール前でのダウンボールを宮学#12伊勢が取りきり、再び攻撃につなげる。愛媛がブレイクを狙うが、ミスにより宮学ボールとなる。愛媛#67庄屋が右上からのアシストによりシュートを打つが決まらない。宮学#41加藤がブレイクで攻め、愛媛のファウルでフリーシュートを獲得し、さらに追加点を重ねた。

ドローを宮学#47村上がとり、宮学の攻撃が続く。宮学#17後藤がシュートを打つが、愛媛#39笹田がセーブし、クリアにつなぐ。愛媛#75玉城のフリーシュートで3-1となる。

愛媛のファウルで宮学#47村上から始まる。愛媛の粘り強い守りで宮学はシュートを決めきれない。その後、宮学のポゼッションが続いたが、愛媛のナイスディフェンスでシュートを許さず、3-1で2Qを終了する。

3Q:最初のドローは、愛媛#67庄屋から始まる。愛媛#14馬場が素早いダッチでDFをかわし、シュートを決め、点差を縮める。続くドローは宮学#41加藤が取りきり、宮学#47村上がディフェンスを惑わせ、シュートを決める。

次のドローは愛媛のファウルで宮学#47村上からボールが始まる。宮学#12伊勢がセンターからパスを受け、左手でシュートを決める。宮学#12伊勢がドローをとり、宮学#11小野の粘り強い1対1で追加点を奪う。

ドローを宮学#41加藤がとり、ゴールまで運び、宮学#47村上がシュートを決める。

宮学#9渡辺の強い1対1でファウルを取り、フリーシュートを打つが決まらない。勢いが止まらない宮学は愛媛のミスをさらに攻撃につなげる。愛媛は連携あるディフェンスで、ゴールを守り攻撃するが、惜しくも点は決まらず、8-2で3Qを終える。

4Q:最初のドローは愛媛#73児玉が取る。ゴール前までつなぎ、愛媛#75玉城がファウルを取り、フリーシュートを打つが、宮学は粘り強いディフェンスで点を入れさせない。宮学#65小笠原がシュートを打つが、点差を広げることはできない。愛媛のパスを宮学がインターセプトしてつなぐ。宮学が正確にパスをつなぎ、宮学#65小笠原がディフェンスを寄せ付けず、ゴールに向かい、シュートを決める。

その後のドローを宮学#47村上が1発で取りきり、会場を沸かせる。愛媛はプレッシャーをかけ続け、ミスを誘うも、ファウルにより、宮学#17後藤がスピードを持ったままシュートに向かい、点差を広げる。

次のドローを愛媛#67庄屋が取り、ゴール前まで運び、ファウルを誘う。愛媛#14馬場がフリーシュートを決め、宮学との点差を縮める。さらに得点を重ねたい愛媛は、愛媛#14馬場が続けてドローをとった。愛媛#51香川がフリーシュートを打つが、宮学は得点を許さない。宮学#17後藤がシュートを打つが、愛媛#39笹田が守り切る。宮学のミスをチャンスに変え、愛媛#73児玉がアシストし、愛媛#13山内が点差を縮める。宮学#17後藤がダウンボールをとり、追加点を狙うが、点は決められないまま10-4で試合を終了する。

総括:全日本大学選手権への1枠をかけた戦いは宮学が勝利を飾った。勝利した宮学はスピードのある1対1でディフェンスをかわし、得点を重ねた。一方、負けた愛媛も粘り強いディフェンスを繰り返し、ゴールを守り続けたが、1歩及ばなかった。男女ともに勝利を収めた東北地区の活躍に期待したい。

Text by 日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会ゲームレポート班 森口雛晴、野村桃花

Photo:日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会イベント班 戸崎友博