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第8回中四国クラブチームラクロスリーグ戦・男子決勝

  • ■ 大会名:第8回中四国クラブチームラクロスリーグ戦・男子決勝
  • ■ 日程:2019年10月6日(日)
  • ■ 場所:山口県 防府市陸上競技場
  • 3年連続で同一カードとなった決勝戦。史上初の3連覇を狙うArditoと今年こそはと雪辱を誓うFERVIENTE。
    準決勝でArditoが苦戦したBARBARIAN LIGHTSに対してFERVIENTEは地区ブロックで大勝しており、接戦になることが予想された。
    試合は終始ポゼッションを続けるArditoペースで進むものの、FERVIENTEも堅い守りで失点を防ぎつつ追いすがる。
    最後はArditoの猛攻により点差が開いたものの、点差以上に見応えのある試合となった。

    Text by 中四国地区執行部広報担当:西原
    Photo by 中四国地区広報部 次長加藤 梨子、倉重 孔隆

  • FERVIENTE

  • Ardito

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
FERVIENTE 2 1 10 0 3
Ardito 2 2 0 4 8

【得点者】

FERVIENTE
#3 中安 博基 1
#89 佐藤 一真 1
#99 大久保 提介 1
Ardito
#91 呉地 拓哉 4
#23 藤川 邦弘 3
#44 小室 祐樹 1

【個人賞】

  • Ardito 呉地拓哉

  • FERVIENTE 石川海

【レビュー】

1Q:開始早々はArditoペースで試合が進む。♯23藤川邦弘のファーストシュートを皮切りに連続してシュートを放ち、FERVIENTEゴールに迫る。3分に♯91呉地拓哉のシュートが決まり先制。しかし、FERVIENTEもすかさず♯3中安博基がシュートを決め、追いすがる。その後、両チームが1点ずつを決め、一進一退の攻防が繰り広げられる。

2Q:♯91呉地拓哉がこの日2点目を決め、Arditoが勝ち越しに成功する。FERVIENTEはマンアップの好機をつかむもあと一歩及ばず追いつくことができない。11分、Arditoが待望の追加点を挙げ引き離す。FERVIENTEもキャプテンの♯6石川海を中心とした堅い守りから反撃を狙い、1点を返して3-4で前半を折り返す。

3Q:展開の速かった前半に反して3Qは両チームとも堅い守りにより停滞した時間帯が続く。両チームともチャンスは演出するものの、決定打に欠き得点を揚げられずゲームは勝負の4Q を迎える。

4Q:Arditoは再び♯91呉地拓哉の連続得点により引き離しに成功し、流れを掴む。こうなると止められないのがArdito。ここまで堅い守りを見せてきたFERVIENTEディフェンス陣も耐え切れずに失点を重ねてしまい、最終的に3-8のスコアで試合終了。

総括:3Qまではポゼッションを続けるArditoに対してFERVIENTEも追いすがっていたものの、最終的にはArditoの猛攻を抑えきれずに4Qで失点を重ねてしまった。
Arditoは勝負所でショットを決めたMVP♯91呉地拓哉の活躍により勝利を収めた。

審判員:主審:大西孝則、副審:張本徹、今澤和輝、CBO:布施昌也