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2025年度関西ラクロスフレッシュマンズフェスタ 男子 23ユースvs龍谷大学

  • ■ 大会名:2025年度関西ラクロスフレッシュマンズフェスタ
  • ■ 日程:4月26日(土)
  • ■ 場所:鶴見緑地球技場
  • 関西を代表するユース選抜が実力校・龍谷大学と激突する。

    勝利への執念が交差する一戦、その火蓋が、いま切って落とされる。

    スタンドには、新たにラクロスを始める新入生の姿も。初めて間近で見る本格的な試合に、期待と興奮で胸を高鳴らせる。

     

     

    23ユースメンバーリスト

  • 23ユース

  • 龍谷大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
23ユース 1 0 1 3 5
龍谷大学 0 0 0 0 0

【得点者】

23ユース
#3 中道 智大 3
#17 宮本 優真 1
#18 新鞍 将平 1
#ー
#ー
#ー

【個人賞】

POM(プレイヤーオブザマッチ) #3 中道 智大

【審判】

主審 植地 陽一
副審1 白髪 大典
副審2 佐倉 萌恵
CBO 池下 直哉

【レビュー】

1Q

春の暖かい日が差し、涼しい風が吹くラクロス日和の夕方、2025年度関西ラクロスフレッシュマンズフェスタ、23ユースと龍谷大学(以下龍谷)の戦いが幕を開ける。得点のチャンスを先に得たのは23ユース。開始1分、23ユースAT#1岩田がゴール裏側から1対1を仕掛け、シュートを放つ。しかし、龍谷G#2谷口が素早く反応しシュートを許さない。開始3分、龍谷MF#51大下が右上から1対1を仕掛け、シュートを撃つも枠外。再び龍谷#51大下が1対1を仕掛けるが、23ユースの守りの堅いDFに阻まれ、得点を奪う事が出来ない。その後のグラウンドボールを23ユースが制し、ゴール前までボールを運ぶ。23ユースAT#3中道が裏から上がってシュートを撃つも、龍谷G#2谷口が再び素晴らしい反応を見せ、23ユースも得点を奪うことができない。点が動いたのは開始5分。23ユースAT#1岩田からパスを受けた23ユースAT#3中道が左上からゴーリーの右横へシュートを撃ち、ゴールネットを揺らす。1-0と23ユースが先制点を獲得する。開始8分のフェイスオフ直後、グラウンドボールを激しく奪い合い、龍谷#8宝溝がポゼッションを獲得する。龍谷は果敢に攻めるも、23ユースの強固で大胆なディフェンスに阻まれ、1-0と23ユースが1点リードで1Qが終了する。

 

2Q

 

1-0で23ユースの1点リードで始まった2Q。開始1分、フェイスオフから流れに乗った23ユースが追加点を狙い、23ユースAT#1岩田が右下からシュート、23ユースAT#3中道が左上からのシュートを撃つがどちらも枠外となる。点差を縮めたい龍谷に好機が訪れる。23ユースのイリーガルピックにより、龍谷のポゼッションとなる。その直後のクリアで、龍谷MF#51大下がハーフラインからDFを華麗に抜き去り、シュートまで持ち込むが枠外となる。このプレーでオフェンスのリズムができた龍谷は開始3分、相手のオフサイドによりエキストラマンオフェンスとなる。点を決めたい龍谷だが、龍谷AT#8宝溝がトップからシュートを撃つも惜しくも枠外となる。開始4分、両チームが入り乱れるグラウンドボールを制した23ユースが攻撃の流れを再び掴み、1分間で計4本のシュートを撃つが、得点とはならない。開始6分、23ユースMF#88吉田が右上からDFを抜き、そのままランニングシュートを撃つが、龍谷G#2谷口のビッグセーブにより、龍谷がピンチを凌ぐ。反撃の糸口を掴みたい龍谷が開始7分、再び相手のオフサイドによりエキストラマンオフェンスとなるが、これも得点にはつながらない。その後も23ユースが攻め続けるものの追加点を奪えず、1-0とスコアは動かないまま2Qが終了した。

 

3Q

1-0のまま迎えた後半戦3Q、序盤から23ユースがポゼッションを獲得し、追加点を狙う。開始3分、23ユースAT#3中道が攻め込むが、DFに阻まれて点を取りきれない。開始4分、ゴール裏にいる23ユースAT#3中道の中へのパスが龍谷G#2谷口のパスカットにより攻守が逆転する。ブレークによって攻撃のチャンスを得た龍谷AT#7石橋のシュートはゴールの右横を通過し、点を得ることができない。両者譲らぬ攻防を見せるが、点は動かない。点が動いたのは開始7分。23ユースがグラウンドボールを獲得し、23ユースのオフェンス陣はゴール裏の23ユースAT#3中道から23ユースMF#17宮本へとパスを通し、ゴール前から龍谷G#2谷口の左足元にシュートを撃ち、2-0へとリードを広げる。開始9分、ポゼッションを獲得している23ユースMF#18新鞍の左上からのシュートは枠外。2-0と23ユースの2点リードで3Q終了の笛が鳴る。

 

4Q

2-0で23ユースのリードで始まった4Q。追加点を狙う23ユースは、開始1分、23ユースAT#3中道が、左上から中央へ1対1を仕掛ける。ゴール上部に鋭いシュートを撃つが、惜しくもゴールポストに跳ね返り、得点にはならない。一方、1点が欲しい龍谷は開始2分、龍谷MF#51大下が1対1を仕掛け、DFのファウルを誘い、エキストラマンオフェンスとなる。龍谷MF#8宝溝が、中央から豪快なシュートを撃つも、23ユースG#2中矢が見事なセーブを見せ、得点を許さない。開始5分、ポゼッションを取り返した23ユースは、23ユースAT#3中道が、ゴール裏からパスを受け、ゴール上部へと力強いシュートを撃つ。3-0へとリードを広げ、勢いをつけた23ユースは、その後も追加点を狙う。一方、点差を広げたくない龍谷は、果敢に攻めるも、23ユースの堅い守備に阻まれ得点にはならない。開始9分、再びポゼッションを獲得した23ユースは果敢に得点を狙う。 23ユースAT#18新鞍が、ゴール前で23ユースAT#1岩田からパスを受ける。そのまま放ったシュートが見事に決まり、4-0と、さらに点差を広げる。試合終了が近づき激しい攻防の中、23ユースが龍谷のファウルを誘い、23ユースのエキストラマンオフェンスとなる。23ユースAT#3中道の左上から放った鋭いシュートがゴール下部に突き刺さり、5-0となる。龍谷は23ユースの強固なDFを前に、シュートを決めることができず、5-0で試合は幕を閉じた。

【総評】

勝利を手にしたのは関西23年度ユースであった。序盤から圧倒的な攻撃力を見せ、試合終了までそのリードを龍谷大学に渡すことはなかった。関西23年度ユースはその攻撃力と守備の安定感で試合を支配し、最後まで冷静に勝利を収めることができた。

鳴り響く熱い歓声とプレー。この瞬間、新入生の心にも新たな情熱が芽生えたであろう。