スコアレポート
2025年度関西ラクロスフレッシュマンズフェスタ 女子 24ユースvs23ユース
- ■ 大会名:2025年度関西ラクロスフレッシュマンズフェスタ
- ■ 日程:4月26日(土)
- ■ 場所:鶴見緑地球技場
2024年度ユースと2023年度ユース。
それぞれの時代を代表する精鋭たちが、ついにピッチ上で相まみえる。
関西ラクロスの未来を背負う若き才能たちが今、火花を散らす。
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24ユース
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23ユース
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
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24ユース | 2 | 1 | 1 | 2 | 6 |
23ユース | 0 | 2 | 1 | 3 | 6 |
【得点者】
24ユース | |
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#35 築田 果林 | 2 |
#72 鴨川 なずな | 2 |
#67 小谷 凪生 | 1 |
#77 田邊 明帆 | 1 |
#ー | ー |
23ユース | |
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#9 水井 亜胡 | 2 |
#10 福岡 優 | 1 |
#11 中山 蒼乃 | 1 |
#22 舛尾 佳南 | 1 |
#38 壇 ひかる | 1 |
【審判】
主審 | 小田 裕子 |
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副審1 | 福井 美奈子 |
副審2 | 池下 舞 |
TO | 黒田 怜奈 |
【レビュー】
1Q
暖かい日が差すラクロス日和の中、2025年度関西ラクロスフレッシュマンズフェスタ、24ユースと23ユースの戦いが幕を開ける。最初のドローを24ユースが制し、ポゼッションを獲得する。開始3分、24ユースDF#54黒宮が24ユースAT#35築田にパスを出す。24ユースAT#35築田はそのまま1対1を仕掛け、DFのファウルを誘うことでフリーシュートを獲得する。放ったバウンドシュートがゴーリーの足元に突き刺さり、1-0と24ユースが先制点を獲得する。勢いをつけた24ユースは、その後も攻めの姿勢を見せる。一方、23ユースも粘り強い守りでボールダウンを誘い、ポゼッションを獲得する。同点に追いつきたい23ユースは、23ユースAT#2滝本が右上から1対1を仕掛ける。パスをもらった23ユースMF#22舛尾がゴール前中央からシュートを放つも、24ユースG#0越水が見事なセーブで得点を許さない。開始7分、左下から24ユースAT#67小谷が強く1対1を仕掛け、突破してシュート。放たれたボールはゴーリーの足元を突き刺し、見事ゴールを決めた。そのまま2-0と24ユースがリードし、1Qが終了した。
2Q
2-0と24ユースの2点リードで始まった2Q。開始直後、23ユースMF#22舛尾がグラウンドボールを獲る。人数有利の状況となり、右上から1対1を仕掛けシュート。放たれた鋭いシュートがゴール中央に突き刺さり、2-1と点差を縮める。互いに譲らない攻防が続く中、守備で勢いを掴んだ24ユースに得点のチャンスが訪れる。開始3分、24ユースMF#72鴨河が中央から果敢に1対1を仕掛け、相手のファウルを誘ってフリーシュートを得る。ゴール左下に華麗なシュートを放ち、3-1と24ユースが更にリードを広げる。流れを掴んだ24ユースのポゼッションが続くも23ユースの堅い守備に阻まれ、得点とはならない。ここで点差を縮めたい23ユース。開始5分、23ユースAT#11中山が、右上から1対1を仕掛けファウルを誘い、フリーシュートを獲得する。鋭いシュートを放つも、ゴールポストに当たり惜しくも得点にはならない。試合中盤、24ユースも果敢に攻め、フリーシュートのチャンスを得る。開始8分、24ユースAT#77田邊が放ったシュートを23ユースG#87森がセーブ。そのままブレークとなり、ゴール前でパスを受けた23ユースAT#9水井がゴール左横に鮮やかなシュートを決め、3-2と差を縮める。そのまま24ユースの1点リードで2Qが終了し、23ユースが24ユースを追う白熱した展開となる。
3Q
3-2と24ユースが1点をリードして迎えた3Q。開始わずか1分、24ユースMF#72鴨河が右上から1対1を仕掛け、果敢な攻撃で23ユースのファウルを誘う。24ユースMF#72鴨河のフリーシュートはゴーリーの左横を通過し、4-2となる。その後のドローで23ユースがボールを獲得し、23ユースのポゼッションから始まる。23ユースAT#79中村から23ユースAT#2滝本へパスが繋がり、そのままゴーリーの足元へ鋭いシュートを放つ。しかし、24ユースのゴーリーが冷静に対応し、ゴールを許さない。激しい攻防が続く中、開始3分、23ユースはゴール右横で攻め立て、23ユースMF#9水井がフリーシュートを獲得する。そのフリーシュートでゴーリーの右足付近に鋭いシュートを放ち、4-3と点差が1点差に縮まる。開始7分、24ユースMF#28小林が混戦の後、グラウンドボールを獲得し、24ユースAT#41板倉へパスが渡る。そのまま左上から翻弄する攻めを見せ、23ユースからファウルを取る。その後フリーシュートでゴールを狙うが、23ユースG#3中塚がビックセーブを見せ、シュートを阻む。1点を追う23ユースは、23ユースAT#26内山が右裏からスピードに乗り1対1を仕掛け、強烈なシュートをゴーリーの頭横に撃つ。しかし24ユースG#55尾崎が鋭い反応でセーブし、得点を許さない。激しい攻防の末、得点は4-3と24ユースが1点リードで3Qが終了する。
4Q
4-3の24ユースの1点リードで始まった4Q。開始直後のドローで23ユースがポゼッションを獲得すると、23ユースAT#11中山が果敢に1対1を仕掛け、フリーシュートを獲得する。そのチャンスを逃さずゴール左上にシュートを決め、4-4の同点に追いつく。その勢いのまま直後のドローでも23ユースMF#10福岡がボールを奪取。右上からスピード感のある1対1を仕掛け、放ったランニングシュートがゴール右下に決まり、4-5とこの試合で初めて23ユースがリードする。追いつきたい24ユースは、開始5分、ゴール付近でのグラウンドボールを24ユースAT#77田邊が拾う。ゴーリーの隙をついたシュートが頭上に決まる。5-5と追い上げ、試合は再び緊張の糸が張り詰める。開始7分、グラウンドボールを取りに出た23ユースのゴーリーに24ユースMF#72鴨河がチェックをしボールを奪い、24ユースAT#35築田にパスする。もらった24ユースAT#35築田がゴーリーのいないゴールに冷静にシュートを決め再び6-5と24ユースがリードを奪う。このままでは終われない23ユースは果敢に攻め続ける。開始8分、ついに均衡を破る。右上から1対1を仕掛けた23ユースAT#2滝本が、絶妙なタイミングで中央の23ユースMF#38檀にパス。力強いシュートをゴール上に突き刺し、6-6の同点に持ち込んだ。その後は両者一歩も譲らず、スコアは動かないまま、激戦は引き分けで幕を閉じた。
【総評】
関西ラクロスの未来を担う23年度ユースと24年度ユースによる一戦は、互いに一歩も譲らない激戦となった。今後、彼らがそれぞれの大学・チームでどのように成長していくのか、大いに期待したい。白熱した試合を見た新入生はこれからのラクロスとの関わりに心を躍らせているだろう。