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【渡辺パイプpresents第36回関東学生ラクロスリーグ戦】決勝戦:明治大学 vs 早稲田大学
- ■ 大会名:渡辺パイプpresents第36回関東学生リーグ戦
- ■ 日程:2024年11月3日(日)
- ■ 場所:駒沢オリンピック公園第二球技場
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
明治大学 | 2 | 1 | 1 | 1 | 5 |
早稲田大学 | 2 | 2 | 2 | 0 | 6 |
【得点者】
明治大学 | |
---|---|
#3 竹内晴花 | 2 |
#72 吉田真裕子 | 2 |
#26 宮田紬希 | 1 |
- | - |
早稲田大学 | |
---|---|
#7 横幕円香 | 2 |
#89 西川佳 | 2 |
#0 水野文萌 | 1 |
#85 脇田萌衣 | 1 |
【レビュー】
1Q
雲一つない青空の下、紫紺と臙脂に染まった会場で、明治大学vs早稲田大学の試合が始まった。最初のドローは早稲田大学(以下早稲田)が獲得し、シュートまで持ち込んだものの、明治大学(以下明治)#75村田知沙都がゴールを守り抜く。さらに開始4分、明治にイエローカードが出されるが、明治オフェンスの時間が続き、マンダウンディフェンス中も無失点に抑えた。そして開始9分、ついに#72吉田真裕子が明治に先制点をもたらす。勢いづいた明治、#3竹内晴花が右裏からのシュートを決め、2-0へと差を広げる。しかし1Q終盤、早稲田が盛り返し、反撃に出た。早稲田#89西川佳がディフェンスをかわしてゴール前に入り込み1点を返すと、続いて#85脇田萌衣が11mエリアからスピード感をもって切り込みそのままシュート、2-2へと追いつき1Qが終了。両者の意地がぶつかる展開となった。
2Q
開始1分、明治#26宮田紬希がディフェンスに接点をもたれながらもシュートを決め、3-2と明治がリードする。その後も明治は丁寧なパス回しでクリア、オフェンスをし、確実にポゼッションしていく。しかし1点ビハインドの早稲田は、強気のディフェンスをしかけ、ボールダウンを起こす。そしてこのチャンスを逃さず早稲田が攻めに転じ、開始8分、早稲田#89西川佳が左裏からまくってゴールネットを揺らし、再び同点に追いつく。続いて#0水野文萌がキレのあるダッヂでディフェンスをずらしてシュート、1点リードへと早稲田を導く。その後も両チーム果敢にゴールを狙うが得点にはつながらず、早稲田から4-3で試合前半を終えた。
3Q
後半の巻き返しを狙う明治は3Q開始わずか30秒、#67加藤千尋が1対1でディフェンスに切り込みゴールへ向かうが、早稲田#97柏原陽菜乃がセーブし流れを渡さない。ポゼッションを取り返した早稲田は#7横幕円香がロングシュートを決め、3-5とする。その後両校のターンオーバーが続く中、再び早稲田#7横幕円香が右下から技ありのシュートで魅せ、連続得点を記録。点差を縮めたい明治はドローを獲得した勢いのまま進みシュートを打つが、決め切ることが出来ない。しかし3Q終了間際、#72吉田真裕子が#3竹内晴花のフィードをゴールへ運びこの日2点目を決める。明治が反撃の兆しを見せ、試合は最後の15分を残すのみとなった。
4Q
4Q開始と共に上がったドローを取った早稲田#31田中美亜はブレイクから攻撃の起点になるが、打ったシュートは枠外へ。すると明治#13加藤早貴が早稲田のパスミスに素早く反応しポゼッションを獲得する。果敢に11mエリアへ攻め入る明治に対し早稲田が連携した守りでシュートを打たせない展開が続くが、一瞬の隙を突いた明治#3竹内晴花の得点でスコアは5-6に。追い上げられた早稲田はフリーシュートのチャンスを前に、明治#75村田知沙都の壁を崩せない。さらに明治はその後のシュートでチェイスを取り、最後のオフェンスに繋げる。しかし徹底したディフェンスで早稲田がポゼッションを奪い返したところで試合終了。優勝は早稲田、準優勝は明治という結果となった。
執筆:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会
島田葵、鈴木綾乃