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日清食品presents第14回ラクロス全日本大学選手権大会準決勝戦:南山大学 vs 日本体育大学

  • ■ 大会名:日清食品presents第14回ラクロス全日本大学選手権大会
  • ■ 日程:2023年11月18日(土)
  • ■ 場所:愛知県名古屋市・CSアセット港サッカー場
  • 南山大学

  • 日本体育大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
南山大学 2 0 0 1 3
日本体育大学 3 2 3 1 9

【得点者】

南山大学
#14 新美 育歩 2
#32 三角 美葵 1
- -
- -
- -
日本体育大学
#4 江森 郁 2
#10 川内 ほのか 1
#13 隅田 かのか 1
#35 庭山 知希 1
#93 大沼 渚紗 4

【審判】

主審 中口 和花
副審1 阪本 一美
副審2 福井 美奈子
TO 宮崎 彩

【レビュー】

1Q

戦いを始めるドローは、日本体育大学が制する。日本体育大学の攻撃は、日本体育大学#4・江森のフリーシュートから始まるが、オフェンスファウルによって南山大学の攻撃へと切り替わる。前半2分、日本体育大学#4・江森によるフリーシュートが決まり、先制点は日本体育大学が勝ち取った。
続くドローも日本体育大学が制する。南山大学の粘り強いディフェンスにより得点を許されない日本体育大学。長い攻防が続く中、日本体育大学#93・大村による華麗なスティックさばきからのシュートが決まり、スコアは2-0となり南山大学はまたしても得点を許してしまう。その後、さらに日本体育大学#35・庭山のカットインシュートが決まり、流れは日本体育大学となった。しかしその後のドローは南山大学が勝ち獲り、ついに南山大学初得点となる、南山大学#14・新美による裏の1on1からのシュートが決まり、会場は歓喜に包まれた。勢いに乗った南山大学は、その後#32・三角のアシストによって、個人でも二得点目となる#14・新美のシュートが決まり、3-2で日本体育大学が一歩リードするも、両者共に譲らない熱い展開のまま第1Qを終える。

2Q

第2Qは、ドローを制した日本体育大学の攻撃から始まる。激しい攻防が続く中、第2Q最初の得点を決めたのは、個人2得点目となる日本体育大学#93・大村。その後もドロー制したのは日本体育大学。その後、日本体育大学#10・川内のシュートを南山大学ゴーリー#18・青井がセーブし会場を沸かせるも、個人3得点目となる日本体育大学#93・大村のシュートが決まり、試合は日本体育大学の流れとなった。そのまま日本体育大学は南山大学の得点を許さず、5-2で日本体育大学の3点リードで前半戦が終了する。

3Q

第3Qのドローが始まり、激しい混戦の中グラウンドボールを制したのは南山大学。しかし、キャッチミスでボールを奪われ、すかさず日本体育大学が攻める。ディフェンスの隙をついた日本体育大学#10川内が危なげなくシュートを決め、2-6となる。点差を縮めたい南山大学だったが、ファウルにより日本体育大学にボールを与えてしまい、フリーシュートを許す。しかし、南山大学#18青井のセーブによりピンチをしのぐ。しかしすぐさま南山大学がイエローカードで1人少なくなってしまい、再びピンチとなる。南山大学が1人少ない中、日本体育大学はチャンスを見逃さず、日本体育大学#93大村がシュート。この時点で2-7と日本体育大学が流れに乗る。すかさず南山大学はタイムアウトを取り、タイムアウト後ドローを制すが、チェックによるダウンボールで再び日本体育大学に渡る。日本体育大学は早いパス回しでディフェンスを揺さぶり、#13隅田の鋭い切り込みに合わせた#10川内の好アシストで日本体育大学が8点目を決める。2-8第3Q残り時間6分の所で日本体育大学がフリーショットを獲得するも、南山大学#18青井のセーブに助けられ、その後クリアから南山大学の攻撃が始まる。クリアから繋いだボールで南山大学#3藤井が中に切り込み、フリーシュートのチャンスを得る。しかし日本体育大学は点を入れさせまいとディフェンスでミスを誘い、ダウンボールを制す。第3Qの残り時間が少ない中、両チーム共にミスが続き、攻めきれないまま2-8で第3Qが終了した。

4Q

第4Qドローにより南山大学から第4Qがスタートした。これ以上得点を許したくない南山大学は、時間をかけた慎重な攻めになっていく。第4Q開始から3分半が経過した所で、南山大学#14新美が裏からの1対1を仕掛けるも、日本体育大学の堅いディフェンスに守られる。スピードを失ったシュートを日本体育大学が取りきり、ブレイクに持ち込むと、素早いパスでボールを運び、#13隅田から#10川内へ、さらにディフェンスが寄ったところにゴール前の#4江森へとパスが通りシュート。これが決まって2-9となる。再びドローが始まり、南山大学が攻撃に持ち込むが、奪い奪われ、どちらもシュートに持ち込むことができない状態が続く。南山大学がラスト9分半のところで再び攻撃に持ち込むが、オフサイドという思いもよらぬファウルにより日本体育大学にボールが渡る。日本体育大学はそこからシュートに持ち込むが、南山大学#18青井の好セーブでボールを奪い取る。このまま流れを変えたい南山大学だったが、日本体育大学のハイプレッシャーで再びボールを奪われる。しかし南山大学も負けじと強気のディフェンスで相手のミスを誘い、ゴーリーからアタックへとボールを繋いでポゼッションに持ち込む。そしてラスト4分半のところで日本体育大学のファウルにより、南山大学#32三角のフリーシュートが決まる。日本体育大学のタイムアウトが明け、3-9。互いに鉄壁のディフェンスでゴールを守り抜き、ここで試合は終了した。

text by 三輪ゆい、平下楓

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