【第13回ラクロス全日本大学選手権大会】1回戦：岡山大学 vs 慶應義塾大学

1Q

試合開始のドローは慶應。そのまま慶應が主導権を握り、#33山本が確実に先制点を挙げる。直後、岡山も慶應のダウンボールを奪い取り、シュートのチャンスをむかえるが、慶應のゴーリー#2栗山に阻まれ、そのまま速攻で慶應#3秋山(美)が2得点目を挙げる。続けて左裏から華麗な1対1で慶應#71平井が3得点目を決める。これ以上の失点を抑えたい岡山だが慶応の素早い攻撃を阻むことが出来ず、#3秋山(美)が4得点目を決める。その後、慶應のファールにより岡山がフリーシュートのチャンスを迎えるが、ターンオーバーで慶應ボールになる。その後も攻撃に持ち込みたい岡山だが、慶應の鉄壁DFに阻まれ、なかなか攻撃に繋げることができない。その状況でも慶應のキレのある1対1からのシュートを、粘りの連携DFと岡山ゴーリー#10小寺が全力で守りきる。しかし、多様な攻撃展開によりシュートを着実に決め切る慶應の流れを止めることができず、慶應#74秋山(美)が5得点目を沈め、0-5で第1Q終了。

2Q

第2Q開始のドローは慶應。開始直後に慶應が得たフリースローを岡山ゴーリー#10小寺が守り切るが、ボールを渡さない慶應は、またもや得たフリースローのチャンスを今度は#74秋山(雅)が確実に決める。その後、慶應のミスをついた岡山はフリースローのチャンスを得るが、ここも慶應ゴーリー#51藤田が得点を与えない。流れを変えたい岡山は懸命に守り抜き繋いだボールを#1小坂に渡し、速攻により念願の1得点目を挙げる。取り返したい慶應は、岡山のDFの一瞬の隙をつき、慶應#17岩本、#71平井が決め、1-8で第2Qを終了し、前半を折り返す。

3Q

第3Q開始のドローは慶應。直後、ファールで得たフリースローを慶應#3秋山(美)が確実に決め、後半開始も慶應が流れを作り、その後も左上から素早い1対1で慶應#33山本が決める。勢いが止まらない慶應は怒涛の攻撃を続ける。耐える岡山、パスを繋げシュートまで持っていくが得点を挙げることが出来ない。華麗にパスを回していく慶應は最後に#74秋山(雅)が本日3得点目を上げる。堪らず岡山はタイムアウトを取るが、それでも慶應の勢いは止まらず、またもや#74秋山(雅)、そして#71平井が左上からの1対1で得点を決める。終了間際に岡山はファールで得たボールを速攻で運びゴール前で1対1のチャンスを掴むが2得点目を挙げることが出来ず、1-14で第3Q終了。

4Q

第4Q開始のドローは岡山。その流れで、立て続けにシュートを打ち込むがゴールネットを揺らすことは出来ない。一方、慶應は#4山根が右上からの1対1、#61大類がゴール前でのシュートから得点を挙げ、第4Qも流れを渡さない。意地を見せたい岡山はドローから得たチャンスを#1小坂が押し込み、本日２得点目を挙げる。最後まで攻撃の手を緩めない慶應も、ボールを保持し続け、何度も岡山のゴールを脅かす。攻撃の時間を作りたい岡山であるが、慶應の洗練されたライドを掻い潜ることが出来ない中、慶應は#74秋山(雅)、#93小田切のシュートでリードをさらに広げる。諦めず走り続ける岡山であるが、攻守において岡山を圧倒し一度もリードを許さなかった慶應が2-18で岡山に勝利した。