スコアレポート

【スコアレポート】第12回ラクロス全日本大学選手権大会supposed by Simplex Holdings,Inc.・男子決勝(東京会場)|慶應義塾大学 vs 関西学院大学

  • ■ 大会名:第12回ラクロス全日本大学選手権大会supposed by Simplex Holdings,Inc.・男子決勝
  • ■ 日程:2021年11月28日
  • ■ 場所:東京都世田谷区・ 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
  • 慶應義塾大学

  • 関西学院大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶應義塾大学 4 1 2 2 9
関西学院大学 1 1 0 1 3

【得点者】

慶應義塾大学
#1 中名生 幸四郎 2
#11 貝柄 海大 2
#30 齋藤 侑輝 2
#4 榊田 大貴 1
#7 小川 司 1
#51 清水 崇弘 1
関西学院大学
#5 岡田 健 2
#4 三坂 天真 1
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【個人賞】

  • 最優秀選手賞:中根 之斗・慶應義塾大学(写真左)|優秀選手賞:岡田 健・関西学院大学(写真右)

【審判】

【レビュー】

1Q

2021年11月28日日曜日、凩の吹く中、駒澤オリンピック公園陸上競技場でラクロス全日本大学選手権大会慶應義塾大学対関西学院大学の試合が行われた。 最初のフェイスオフを関西学院が取るが、パスミスですぐに慶應義塾ボールとなる。 慶應義塾は#7小川司、#77中林翔央が立て続けにショットを打つが決まらない。 関西学院#1高野順平が慶応義塾のパス回しをカットすると、続く関西学院のポジション。 開始6分、ここで関西学院#3高見皇之介からクリースの#4三坂天真にパスが通りショット成功、先制点となる。 対する慶應義塾は8分、トップから#11貝柄海大がランシューを決め、すぐさま同点に追いつく。 慶應義塾の勢いは止まらず、#1中名生幸四郎が2得点、#30齋藤侑輝が1得点を決め、4-1慶應義塾3点リードで1Qが終了する。

2Q

点差を詰めたい関西学院は、#70の体を張ったディフェンスからオフェンスにボールを繋ぐ。そして2Q開始5分、関西学院#5岡田健の中央からのショットが成功し、スコアは4-2。関西学院が2点差に詰め寄る。しかし2Q開始8分、慶應義塾#51清水崇弘が中に切り込みそのままショットを成功させ、スコアは5-2。またも慶應義塾が3点差とする。2Q終了間際、関西学院が会場を大きく沸かせる。関西学院のオフェンス陣が中央に集まり、一斉にゴールへと駆け出すトリックプレーを披露。しかし惜しくもショットは枠外。そして5-2の慶應義塾3点リードで2Qを終える。

3Q

3Qは両者堅い展開となる。 最初のフェイスオフを慶應義塾が制すが、オフサイドにより関西学院ボールとなる。 お互いに得点は奪えない状況、開始5分では関西学院のオールコートディフェンスが慶應義塾のクリアを苦しめる。 対する慶應義塾も堅い守備により関西学院のパスミスを何度も誘発。 均衡が崩れたのは開始8分、オールコートディフェンスに対するクリア中に慶應義塾#4榊田大貴がハーフからショットを決め点差を広げる。 さらに慶應義塾は長いポゼッションから、裏#1中名生幸四郎からクリース#11貝柄海大にパスが通りショット成功。追加点を挙げる。 3Q7-2、慶應義塾5点リードで終了する。

4Q

何としても追いつきたい関西学院は、4Q開始3分慶應義塾のファールでエキストラオフェンスを獲得する。関西学院はゴールを攻め立てるものの、慶應義塾の堅い守りを崩すことができない。そして4Q開始9分、慶應義塾#7小川司が中央からのショットを成功させスコアは8-2。慶應義塾がさらに突き放す。その後慶應義塾のファールが続き、関西学院が2人多い状況となり大きなチャンスを迎える。そして残り1分中央から関西学院#5岡田健のショットが決まりスコアは8-3。関西学院が執念を見せる。しかし、その後も慶應義塾が1点を加えて試合終了。スコア9-3で慶應義塾大学が全日本ラクロス選手権大会を制した。

レポート:info班 平井 颯太(明治大学)、下田 健太郎(大東文化大学)

写真:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー 小保方 智行

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