スコアレポート

【スコアレポート】第12回ラクロス全日本選手権大会supported by Simplex Holding,Inc.・女子準決勝(愛知会場)|南山大学 vs 日本体育大学

  • ■ 大会名:第12回ラクロス全日本選手権大会supported by Simplex Holdings,Inc.
  • ■ 日程:2021年11月21日(日)
  • ■ 場所:愛知県名古屋市・港サッカー場
  • 南山大学

  • 日本体育大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
南山大学 0 1 2 2 5
日本体育大学 2 2 1 4 9

【得点者】

南山大学
#2 山内 理紗子 2
#88 滝川 歩 2
#86 中嶋 はるな 1
- -
- -
日本体育大学
#6 山根 萌奈 4
#13 安土 月乃 2
#4 江森 郁 1
#10 藤井 真由 1
#75 郡司 菜々子 1

【審判】

主審 宮崎 彩
副審 五東 幸子
副審 小鹿 えりか
TO 植木 ゆうな

【レビュー】

1Q

戦いを始めるドロー、日本体育大学#12・松岡沙彩vs南山大学#2山内理紗子。最初のドローを制したのは日本体育大学。日本体育大学のセットで南山大学のDFによりパスが続きますが日本体育大学#13・安土月乃からのパスで日本体育大学#10・藤井真由が得点をきめる。この試合の先制点は日本体育大学となった。その後のドロー、日本体育大学がとり日本体育大学#10・藤井真由の歓声が上がるほどのダッヂをしてシュートを撃つが南山大学#27・村井維海によりゴーリーセーブ。その後日本体育大学#6・山根萌奈もシュートを撃つがまたしても南山大学ゴーリーがセーブをする。南山大学のクリアのより南山大学のセットへ。南山大学#16・遠山佳奈がシュートを撃つが日本体育大学#71・三澤聖乃によりゴーリーセーブ。そのまま日本体育大学の正確なパスによりすぐに日本体育大学のセットへ。日本体育大学#75郡司菜々子がシュートを撃つが外れる。そのボールを日本体育大学がとり#6山根萌奈のシュートにより点が決まる。第1Qは日本体育大学が2点を決め終了した。

2Q

日本体育大学が2点リードしている状態で第2Qが始まり、ドローは南山#2・山内が自分で制す。ボールは南山大学#・88滝川へと渡り、ゴール裏で攻撃のチャンスをうかがっていた。しかし、ボールキャリアをしっかりとマークする日本体育大学のDF,そして11mエリアに南山大学のノンボールキャリアを入れさせないDFにより、なかなか攻撃に出ることができなかった。南山大学#16・遠山がパスをもらいシュートを打つも外す。しかし、再びボールは南山大学#14・新美が取り、南山大学#2・山内へとボールが渡る。日本体育大学のファウルにより、南山大学#2・山内のフリーポジションとなる。このシュートを決め、南山大学はここで初めて点を取る。2回目のドローを再び南山大学が制すが、またしても日本体育大学の攻撃型のDFにより動きが停滞する。ボールが南山大学#16・遠山へ渡ったとき、一斉に日本体育大学のDFがボールを奪いに畳み掛けるが、守り切り、ボールが南山大学#14・新美へ渡りシュートを打つが、これを日本体育大学G#71・三澤がセーブする。そして、南山大学のファウルにより、ボールは日本体育大学へと渡る。一気にゴール前までボールが運ばれ、南山大学のDFとの攻防が続くも、日本体育大学#13・安土がDFを抜き、シュートを決める。3回目のドローは混戦となるが、南山大学#2・山内が制す。パスを出すが、受け手が転倒、日本体育大学のボールになる。日本体育大学#13・安土が一気にゴール前まで駆け抜け、その勢いのままシュートを決める。点差はさらに広がり、第2Qは終了する。

 

3Q

第2Qに続き日本体育大学のパスの速さ、正確さでセットへ持ち込む。パスやDFを惑わすような連携により#18・花本のフリーポジションになるが外れる。その後日本体育大学#10・藤井が球速の速いシュートを撃つが南山大学がゴーリーセーブをする。日本体育大学のパス連携が続く中#6・山根がシュートを撃つがまたしても南山大学がゴーリーセーブをする。南山大学はクリア中にゴーリーがダブルを組まれるがキープによりボールがダウンすることなくクリアが成功する。南山大学#24・甲斐による見事なランでセットへ持ち込む。日本体育大学のファウルにより南山大学#86・中嶋のフリーポジションヘ。球速の速いシュートにより点が決まった。日本体育大学がリードするが南山大学も点を取りにいく第3Qとなった。

 

4Q

第4Qが始まり、ドローは日本体育大学#10・藤井が制す。日本体育大学のパスが続くも、南山大学のファウルにより日体#6・山根にフリーポジションが与えられる。これを決めて、南山大学にさらにプレッシャ+ーをかける。2回目のドローは再び日本体育大学#10・藤井が制すが、南山大学のボールを奪いにくるDFにパスが続く。日本体育大学#13・安土がシュートを打つも、これを南山大学G#27・村井が止める。跳ね返ったボールを南山が獲り、一気にゴール裏までボールが渡るも、パスミスが発生し、日本体育大学へとボールが渡る。しかしこちらもパスミスが発生し、ボールを奪おうとする日本体育大学がファウルを取られる。南山大学#86・中嶋のフリーポジションとなるも、これを日本体育大学G#71・三澤がセーブする。ボールは日本体育大学へと渡り、南山大学に渡すまいとパスが続く。焦りからか南山大学がファウルを取られ、日本体育大学#6・山根のフリーポジションとなるも外れる。しかしボールは日本体育大学のまま、再び日本体育大学#13・安土がシュートを放つも外す。しかしボールは日本体育大学が保持し、日本体育大学#6・山根のタイミングをはかったゴール真横からのシュートが決まる。点差はさらに広がった。3回目のドローは南山大学#2・山内が制す。日本体育大学のファウルにより南山大学へとボールが渡り、絶好のチャンスを南山大学#16・遠山が南山大学#88・滝川への速いパスを成功させ、南山大学#88・滝川がシュートを決める。これが南山大学の士気を一気に上げることとなる。しかし、日本体育大学もリードを譲るつもりはなく、日本体育大学#6・山根がフリーポジションにて点を決める。後がない南山大学は一気に畳みかける。攻撃に特化したボール運びから、日本体育大学がファウルが取られ、南山大学#2・山内のフリーポジションとなる。これを決め、点差を縮めていく。6回目のドロー後、日本体育大学がこれを制すも、ボールを奪いたい南山大学は全員でボールを奪いに来る。しかし、日本体育大学もそれに対応するかのようにスピードの速いパスを繰り広げる。防御を捨てた南山大学の隙をつき、日本体育大学#75・郡司がシュートを決める。点差は広がった。残り時間もわずか、最後まで攻撃の手をやめない南山大学、そしてリードを譲るつもりがない日本体育大学の激しい攻防が続いていたが、試合終了のホイッスルが鳴り、試合は9-5で幕を閉じた。

text:日本ラクロス協会東海支部学生連盟 広報委員会

photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー 小保方 智行

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