スコアレポート

【スコアレポート】第12回ラクロス全日本大学選手権大会 supported by Simplex Holdings, Inc.|女子準決勝(京都会場)|同志社大学 対 東北大学

  • ■ 大会名:第12回ラクロス全日本大学選手権大会 supported by Simplex Holdings, Inc. 女子準決勝戦
  • ■ 日程:2021年11月21日(日)
  • ■ 場所:たけびしスタジアム京都
  • 勝てば決勝進出が決まるという一戦。各地区を制覇した同志社大学(以下、同志社)と東北大学(以下、東北)の戦いとなった。試合は序盤から同志社が主導権を握った。パスが次々と繋がり、どのクォーターでも複数得点を挙げた。特にゴール前へのパス精度が高く、目の覚めるようなプレーで観客を沸かせた。一方の東北もゴーリーのセーブやインターセプト、強い1対1で応戦。しかし、同志社の勢いが勝り、16-7で試合は終了した。ラクロスの魅力であるスピード感満載の熱い戦いを繰り広げてくれた両チームを称えたいと思う。そして、目標の「学生日本一」を達成できるよう、同志社にエールを送りたい。

  • 同志社大学

  • 東北大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
同志社大学 5 4 5 2 16
東北大学 2 3 2 0 7

【得点者】

#5 谷山 碧 4
#21 石井 柚奈 3
#11 井田 ほのか 2
#23 松田 阿布羅 2
#98 平井 花林 2
#22 山口 友唯 1
#25 村田 奈穂 1
#51 田中 あかり 1
東北大学
#2 村田 理佳 2
#20 中山 恵美子 2
#21 小椋 夏生 2
#15 岩本 千奈 1
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【審判】

(左から順に)山田 真由、溝内 貴恵、堀 希美佳、中口 和花

【レビュー】

1Q
最初のドローは同志社大学(以下、同志社)#11井田が取る。開始45秒、同志社#5谷山がゴーリーの足元を狙うようなシュートで先制点を挙げる。さらに、開始1分50秒、同志社#21石井のアシストにより同志社#5谷山がシュートを決める。開始直後から2得点を挙げる大活躍である。その後も同志社の勢いは止まることなく、開始6分10秒、同志社#5谷山が東北大学(以下、東北)のディフェンスの間を抜け、シュートを決めた。開始9分30秒、同志社#5谷山のゴール裏からのパスに同志社#22山口が合わせシュートを決めた。4点差を追いかける東北は残り4分、東北#15岩本がゴール裏から攻めシュートを決めた。さらに、残り2分、東北#2村田が1ON1をしかけ、シュートを決めた。2点差に詰められた同志社は、残り8秒、同志社#51田中が1ON1からシュートを決め、点差を広げ1Qが終了した。スコア5-2で同志社が3点リード。

2Q
開始40秒、東北#15岩本のアシストで東北#20中山のシュートが決まる。その後開始1分50秒、同志社#5谷山からのパスで同志社#11井田のシュートが決まる。次のドローを同志社#11井田が取り攻めるも、東北ゴーリー#47佐野がインターセプトでボールを奪い、東北#72津留にパスを繋げクリアを成功させるがシュートは決まらなかった。その後も両者ともに攻め、同志社が2点、東北が1点を決める。開始10分50秒、同志社#21石井が鋭いパスを出し、それを受けた同志社#98平井がシュートを決めた。その後、東北は#21小椋のシュートで1点を取り返す。最後に東北#7中村がDF2人に寄られつつもキープし続け、クリアに成功するがそこで2Q終了。スコア9-5で同志社が4点リード。

3Q
最初のドローは同志社#11井田が取る。4点差を追いかける東北は、開始30秒、東北#2村田がランでボールを運びそのままシュートを決めた。このまま勢いに乗りたい東北であったが、開始2分20秒、東北のフリースペーストゥゴールにより同志社#11井田がフリーシュートを決める。さらに開始3分25秒、同志社#5谷山が1対1からのシュートを決め、開始5分には同志社#11井田のアシストにより同志社#23松田がシュートを決めた。同志社の攻撃が続き必死にゴールを守る東北は、東北#16嶋田がナイスセーブを連発する。その後ターンオーバーが続き、開始10分10秒、東北のフリースペーストゥゴールにより、同志社#21石井がフリーシュートを決める。さらに同志社は速いパス回しからシュートを撃つが、東北ゴーリーがセーブする。東北はゴーリーのナイスセーブからパスを繋ぎ、残り3分22秒、東北#21小椋が1対1からシュートを決めた。その後、同志社ゴーリーが東北のゴール裏でのパスをインターセプトし、自チームのリストレイニングライン付近にいた同志社#9大久保まで長いパスを繋いだ。そして残り24秒、東北のフリースペーストゥゴールにより、同志社#23松田のフリーシュートとなる。同志社#23松田はパスを選択、同志社#25村田がそのパスを受けシュートを決めた。スコア14-7で同志社が7点リード。

4Q
7点差を追いかける東北#2村田がボールをゲットし、東北の攻撃となる。その後、東北はボールのもとに4人が集まり一斉に散らばるというトリッキーな攻撃を見せた。その後、同志社がボールをゲットし、同志社の攻撃へ。開始3分26秒、ゴール右裏の同志社#51田中から同志社#21石井にパスが繋がり、本日3度目のシュートを決めた。ドロー後も同志社の攻撃が続き、パスを回しながらシュートのチャンスを窺うも、東北ゴーリー#47佐野の見事なセーブに何度か阻まれた。その後、残り5分14秒、フリーシュートで同志社#23松田が本日2度目のシュートを決めた。最後までそのまま点差は縮まらず、スコア16-7で試合終了。

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Text by 日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会制作班 浅野晴佳、西上日和子、佐々木祐菜、寺田結希、長尾詩央里
Photo by 日本ラクロス協会広報部(関西地区) 中村真澄、南志歩