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第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(男子・関東会場)

  • ■ 大会名:第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(男子・関東会場)
  • ■ 日程:2015年11月22日(日) 13:00試合開始
  • ■ 場所:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
  • スコア

    チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
    FALCONS (東日本1位) 7 4 4 11 26
    HELP (関西2位) 0 1 4 1 6

    得点者

    FALCONS HELP
    #91 本下 純 (4) #6 芦本 倫之 (2)
    #5 石黒 哲雄 (3) #7 須田 聡士 (2)
    #13 橋本 立輝 (3) #9 和田 貴充 (1)
    #44 松下 立 (3) #26 竹上 雄大 (1)
    #22 夏目 聖矢 (2)
    #47 齋藤 胤太 (2)
    #74 高橋 涼輔 (2)
    #90 関根 幹祐 (2)
    #1 大庭 成浩 (1)
    #18 佐保田 裕介 (1)
    #94 山本 真司 (1)
    #97 土橋 恵太 (1)
    #99 小原 正士 (1)

    審判員

    主審 赤沼 達彦
    副審 中野 弘己
    田中 佑一郎
    CBO 折田 昂優
    ベンチマネージャー 高橋 昂洋

【スコア】

【審判】

【レビュー】

 冬の寒気が漂いながらも、晴れ間が見え隠れする秋の終わりにふさわしい気候の中、試合は行われた。

1Q
 フェイスオフはFALCONS(以下、FAL)の#31・舟橋が制し、#5・石黒にパスすると、そのままミドルシュートをゴールに突き刺し、開始10秒で関東の洗礼を受ける形でスタートとなったHELP。
 その後もフェイスオフを確実にポゼッションに繋げるFALは、ブレイクシュチュエーションを作り出し、2分に#91・本下、6分に#44・松下と得点。3-0となったところで、HELPはたまらずタイムアウト。だが、タイムアウト後も8分に#90・関根、12分に#44・松下、13分に#5・石黒、16分に#18・佐保田が得点を加えていく。
 防戦一方であったHELPは、少ないポゼッションチャンスを#7・須田を起点にオフェンスしていくが、得点には繋がらず、FALのディフェンス陣のダブルチームにやられブレイクを作られ、なかなかポゼッション時間を高められない。
 1Q、7-0のFALリードで2Qを迎える。

2Q
 FALの勢いは止まらない。HELPは、止まらないオフェンスに対し、なかなかうまくディフェンスができずファールが増えてくる。その隙をしっかり決めてくるFAL。1分に#47・齋藤、8分に#91・本下、11分に#13・橋本が得点を決め、10-0と大差をつける。
 一方、HELPは、12分に#6・芦本の得点でようやくポゼッションが実を結ぶ。
 これが反撃の狼煙になるかと思いきや、ペースはまだFAL。16分に#91・本下が反撃を食い止め、2Qは点差を広げる形となった。
 だが2Qだけのスコアは4-1。FALの攻撃を抑え始めるHELP。

3Q
 ハーフタイムで行われたランダムスティックチェックにより、FALの#26・福澤のスティックがイリーガルと判定され、HELPの3分間のエキストラマンオフェンスに。
 それを皮切りに3Q開始1分。HELPは#7・須田が得点。その後も2分に#6・芦本が点を決め、HELPの追い上げムード。

 その後、5分にFAL#13・橋本に決められるが、直後にHELP#7・須田が得点。この後のフェイスオフ後、HELPの奥村ヘッドコーチがFAL#31・舟橋に対しスティックチェックの申請。ここでイリーガルスティックと判定され、またもやHELPの3分間エキストラマンオフェンスのチャンス。だが、このチャンスを活かしきれず、逆にブレイクを作られ、8分にFAL#5・石黒が得点。その後も、FALは12分に#90・関根 、14分に#13・橋本が得点。
 HELPも3Q終了間際に#26・竹上が決め、このQだけのスコアはイーブン。
 3Qだけのスコアは4-4。HELPが得点を重ね、2Qに引き続きFALの攻撃を4点に抑える。

4Q
 再びFALペースに。
 開始1分、FAL#44・松下がゴールを決め、4分にはHELPゴーリーがシュートを弾いてしまい、グラウンドボールで混戦の中のボールをFALがゴールに押し込み、インホームの得点。5分に#91・本下、6分に#97・土橋、8分に#22・夏目、9分に#74・高橋とFALは攻撃の手を緩めない。
 HELPも、辛うじて10分に#9・和田が得点を返すが、FALの猛攻は止まらない。
 その後も、11分に#74・高橋、13分に#22・夏目、15分に#47・齋藤、16分に#99・小原、19分に#1・大庭が得点し、大差を広げ、FALの圧勝となった。
 4Qだけのスコアは11-1。FALが大量得点をし、HELPを圧倒した。

 トータルスコアは、26-6でFALCONSの勝利。

 4Q通して攻撃の勢いが止まらなかったFAL。大量得点で勝利するゲーム展開は、とても魅力的な試合となった。
 一方、HELPも3Qに追い上げを見せるが力が及ばず。HELPの奥村HCの揺さぶりに対しても動じなかったFALに力の差を見せつけられてしまう形となった試合だった。来季、雪辱を果たす姿を見たいところだ。

【ギャラリー】