第14回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦（女子・第1試合）

前半、最初の流れをつかんだのはNLC SCHERZO（以下、SCHERZO）。緩急をつけたパス回しからFUSIONのファールを誘う。#10井倉が確実にフリーシュートを決め、先制すると、一気にSCHERZOが勢いに乗る。
#12浅井がフリーシュートのチャンスをものにし連続2点、さらには#10井倉のゴール裏からの1対1が決まり、一挙4得点。
FUSIONは流れを絶つためタイムアウトをとり、#14今井のインターセプト等で得意の速い展開に持ち込もうとするが、惜しくもゴールはならず。逆にSCHERZO#10井倉が3点目となるフリーシュートを決め、0-5と突き放す。
前半の終盤、FUSIONは立て続けにシュートを放つ。#4飯塚がフリーシュートを決めるものの、その他のチャンスはインザクリース等のファールで大量得点とはならず、1-5、SCHERZOの4点リードで前半を折り返す。

後半。巻き返しを図りたいFUSIONはドロー速攻を狙い、フリーシュートを獲得するが、SCHERZO#4富田のナイスセーブにより、SCHERZOボール。雨が降りしきる中、ミスのあとのダウンボールをものにするSCHELZO。FUSIONも凌ぐが、SCHERZOは#10井倉の1対1、#18三好の1対1、#10井倉の本試合5点目となる1対1と連続得点。1-8と差を広げる。
後半も終盤に差し掛かり、FUSIONが反撃を開始。#28板敷の獲得したフリーシュートから#48吉原が1点を返すが、負けずにSCHELZOも#90中村が得点し、差を詰めさせない。
ラスト10分を切り、点差は7点。中盤の激しいグラウンドボールを制したFUSIONが攻め、#48吉原、#18内野のフリーシュートが決まり差を縮める。FUSIONは終了間際にもシュートを放つが、反撃はここまで。
4-9でNLC SCHERZOが2年連続となる決勝進出を決めた。