スコアレポート

第14回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(男子・第2試合)

  • ■ 大会名:第14回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(男子・第2試合)
  • ■ 日程:2012年11月17日(土) 11:00試合開始
  • ■ 場所:東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
  • スコア

    チーム
    1Q
    2Q
    3Q
    4Q
    TOTAL
    FALCONS
    4
    9
    1
    4
    18
    ARM ARTISTA
    1
    2
    0
    3
    6

    得点者

    FALCONS ARM ARTISTA
    #9 継 渉 (4) #11 筒井 将仁 (2)
    #90 関根 幹祐 (4) #20 佐々木 亮太 (2)
    #5 長谷川 玄 (3) #26 具志川 泰亮 (1)
    #27 林田 健太 (2) #31 福井 克哉 (1)
    #0 砂川 裕次郎 (1)
    #3 佐保田  裕介 (1)
    #7 夏目 聖矢 (1)
    #23 丸山 伸也 (1)
    #99 小原 正士 (1)

    審判員

    主審 源 学
    副審 中川 雅智
    箕輪 武
    CBO 赤沼 達彦
    ベンチマネージャー 小林 和仁

【スコア】

【レビュー】

第14回ラクロス全日本クラブ選手権準決勝戦・男子第2試合、東日本1位・FALCONS(以下、FAL) vs 西日本2位・ARM ARTISTA (以下、ARM)を、大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて行った。高い技術とフィジカルの強さを併せ持ち、全日本選手権大会5連覇を目指すFAL。対して、中四国クラブチームリーグ戦1位・FERBIENTEを1回戦で破って準決勝戦に進んできた全日本クラブ選手権初出場ARMが、どういったラクロスでFALに挑んでいくのか。両チームがそれぞれの期待感を抱かせつつ、試合は始まった。

FAL優勢という予想に反して、開始直後はARMがボールを支配する。今日勝って、全日本選手権大会初出場を決めたい(※)ARMは気合い十分。個人能力の高いFALのオフェンスに対し、ゾーンディフェンスを敷いてチームで守りきり、豊富な運動量で中盤のグラウンドボールを制し、ボールを前へ運んでいく。すると開始4分に素早いクリアから、FERのAT(アタック)#26具志川が先制点を上げる。
同様にFALもゴールへのベクトルが強いラクロスで、テンポ良くATまでパスを繋いで応戦するが、ARMのゴーリーが連続セーブで決定的な場面を何度も防ぎ、中盤以降はボールポゼッションの落ち着かない展開となる。しかし、高い技術で数的優位を作り、シュートを重ねて攻め続けるFALが徐々に優勢となっていく。AT#9継、AT#90関根が連続得点し、4−1で1Q終了。

2Qも攻守が激しく入れ替わる展開が続いた。ARMは1Qに引き続きゾーンディフェンスで粘り強く守り、素早く攻撃に転じるスタイルで、AT#20佐々木、エキストラマンオフェンスでMF#11筒井などが得点するが、シュート数で勝るFALが点差を広げていく。
流れを変えたいARMは2Q半ばにスティックチェックを申請するものの、合法スティックと判定され、アンスポーツマンライクコンダクトにより逆に3分間、1人少ない状況となる。FALはこの当りから、それまで外れていたゴール上からのシュートを連続して決め、MF#15長谷川、MF#27林田などが得点する。2Q終了時には、スコアは13−3となった。

後半もFalがボールを支配する。しかし、ARMにマンツーマンディフェンスに切り替えられてから攻撃が停滞し、3Qは、#23丸山がゴーリーとの1対1を決めたのみ。

4QはFALのイリーガルスティックによりARMが3分間のエキストラマンオフェンスを得るものの、点差を縮めることはできず、最終スコア18-6のFALCONS勝利で試合終了となった。

【ギャラリー】