第14回ラクロス全日本クラブ選手権大会（女子1回戦・広島会場）

10月27日、曇り空の中、中四国クラブチームリーグ戦1位のCURIOUS 対 西日本クラブチームリーグ戦2位のCACTASの試合が始まった。長らく、東日本・西日本の2つの支部で構成されていた日本クラブチームラクロス連盟に新たに中四国支部が加わり、中四国地区のクラブチームが初めて全日本クラブ選手権に出場する記念すべき瞬間であった。

ドローからの速攻で先制点を決めたのはCACTAS#15鎌田だった。
その後もCACTASが攻めの流れを掴み、#33深本のアシストから#20森寺のシュート、#17小松のシュートが決まり、スピードのある攻撃が続いた。

対するCURIOUSのディフェンスも声をかけ合いながら粘り強くゴールを守っていた。
そして、前半終了1分前、センター付近でパスをもらったCURIOUSの#23長曽がそのままゴールに向かい、CURIOUS初のゴールが決まった。その後、流れを掴んだように、前半終了直前に#21秋山からのアシストにより#10林が鮮やかにシュートを決めた。

後半の先制点はCACTAS#25橋本だった。CACTASの攻撃は続き、CURIOUSも点を取るためにチャンスをものにしようとするが、CACTASの攻撃は速く、流れを変えることができなかった。

試合終了のコールが鳴り、18-3でCACTASの勝利で終わった。

全日本クラブ選手権に中四国地区が初参加し、広がりを見せているクラブチームから今後も目が離せない。