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第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・1回戦(男子・関東会場・第1試合)

  • ■ 大会名:第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・1回戦(男子・関東会場・第1試合)
  • ■ 日程:2015年10月31日(土) 14:00試合開始
  • ■ 場所:東京都(江戸川区)・江戸川区臨海球技場
  • スコア

    チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
    FALCONS (東日本1位) 7 7 8 6 28
    WOLVES (東海2位) 1 1 0 3 5

    得点者

    FALCONS WOLVES
    #1 大庭 成浩 (5) #42 清家 悟 (4)
    #5 石黒 哲雄 (5) #7 菱田 崚介 (1)
    #44 松下 立 (5)
    #90 関根 幹祐 (4)
    #13 橋本 立輝 (2)
    #43 山口 悠 (2)
    #91 本下 純 (2)
    #0 砂川 裕二郎 (1)
    #4 畠山 昂太 (1)
    #99 小原 正士 (1)

    審判員

    主審 鷲北 真誠
    副審 小池 智
    田中 恵太郎
    CBO 源 学
    ベンチマネージャー 北池 智美

【スコア】

【審判】

【レビュー】

 秋の木枯らしが吹く曇天の中、ラクロス全日本クラブ選手権大会1回戦・第1試合 ファルコンズ(以下、FAL) 対 ウルヴズ(以下、WOL)の試合が始まった。
 関東で待ち受ける絶対王者ファルコンズに立ち向かうのは、今年度より新チームとして創設し、東海クラブリーグ2位となった、ウルブス。
 東海の力を関東に示す事が出来るのか、ウルブズのチャレンジが始まった。

第1Q
 早い試合展開の中、初得点を奪ったのはWOL #42・清家だ。ラインアウトからの素早いリスタートで、FALディフェンスがセットされていない隙を狙ってミドルシュートを叩き込んだ。
 WOLにとって、幸先の良いスタートだったが、その得点後、フェイスオフを獲ったFALは、#13・橋本がそのまま得点。その後のフェイスオフでもFALポゼッションが続き、#99・小原、#1・大庭が連続2得点と怒涛の得点ラッシュが続く。WOLはFALの強力なライドにクリアを阻まれ、ポゼッションを確保することが出来ず苦しい展開が続く。
 終盤、WOLはディフェンスシステムをゾーンディフェンスに切り替えるも、FAL #1・大庭、#44・松下が強力なシュートを決め、7-1で第1クオーターが終了した。

第2Q
 FALポゼッションとなると、開始30秒で#90・関根選手が得点を決める。その後、フェイスオフをWOLが獲得し、WOL #42・清家が本日2得点目を上げ、撃ち合いの展開になるかと思われたが、FALの攻撃の手は止まらない。FAL#5・石黒、#91・本下と立て続けに得点が続く。

 WOLもポゼッションを獲得するものの、FALのアグレッシブなディフェンスに対して、ボールを上手く繋ぐことができず、長い時間のポゼッションを獲得することができない。その後もFAL#44・松下、#91・本下、#90・関根、#5・石黒が立て続けに得点し、第2クオーターを14-2のFAL圧倒的リードで、ゲームを折り返した。

第3Q
 FALの得点ラッシュは止まらない。#1・大庭、#5・石黒、#44・松下とコンスタントに得点を取りつづける。
 WOLは苦しい展開が続く中、勝機を見出そうと、#42・清家がゴール真裏から果敢に1対1を掛ける。スピーディーなスイムダッジで相手ディフェンスを抜き去るも、ラストパスを繋げることができず、FALボールに。そのポゼッションから、FAL#0・砂川が得点を上げた。
 その後もFALポゼッションが続く。#44・松下、#90・関根、#43・山口、#5・石黒と得点が続き、22-2で第3Qを終了した。

第4Q
 クオーター開始直後、FAL#44・松下が豪快なシュートを叩き込み、ゲームがスタートした。
 WOLも#42・清家が意地のゴールを決めるが、その後のフェイスオフをFALに獲られる。#90関根選手が真裏から受けたボールを流れるように、WOLゴールに叩きこみ、得点とした。最終クォーターもFALの攻撃は止まらない。#1・大庭、#13・橋本、#4・畠山が得点を決める。
 WOLも#7・菱田が1対1による単独のプレーでゴールを決め、徐々にオフェンス時間が長くなっていく。WOL#42・清家がゴール左上の位置から1対1を掛け、走りながらのアンダーシュートを決め、攻撃のペースを掴もうとするとが、FALはその追随を許さない。FAL#43・山口がブレイクで得点を叩き込む。その後もFALの猛攻が続くが、WOLゴーリー#45・小野の良セーブにより、大量失点が防がれた。そして試合終了のホイッスル。

 試合が終わってみると28-5というワンサイドゲームで幕を閉じた。東海の新しい風は、関東の王者を崩すことが出きなかったが、東海クラブリーグとウルブズの歴史は始まったばかりなので、今後の活躍に期待をしたい。

【ギャラリー】

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