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第7回全日本大学選手権大会:準決勝戦(女子・京都会場)(2)・ゲームレポート

  • ■ 大会名:第7回全日本大学選手権大会:準決勝戦(女子・京都会場)
  • ■ 日程:2015年11月21日(土) 14:30試合開始
  • ■ 場所:京都府(京都市)・宝が池球技場
  • 関西学院大学(白) vs 南山大学(黄)

  • 関西学院大学

  • 南山大学

【スコア】

チームや大学名 前半 後半 合計
関西学院大学 9 4 13
南山大学 2 3 5

【得点者】

関西学院大学
#21 青木佑夏 2
#27 今井朱里 2
#47 松本莉穂 2
#57 兼任春奈 2
#23 神保舞香 1
#45 成地夏美 1
#72 山田賀奈子 1
#75 細川莉沙 1
#76 三浦尚子 1
南山大学
#6 堀場直美 1
#26 井上鼓乃美 1
#34 仙田晃子 1
#54 石黒友望 1
#76 佐藤加奈子 1
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【審判】

主審 溝内 貴恵
副審 山田 章子
副審 秋葉 尚子
副審 阿部 祐子

【レビュー】

2015年11月21日(土)、雲の切れ間から眩しい光が照り付け秋の終わりを感じる今日、宝が池球技場において第7回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦、関西学院大学(以下、関学) 対 南山大学(以下、南山)の試合を行った。

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前半
 試合開始のドローは、関学#57・兼任と南山#76・佐藤。ドローを獲った関学は果敢にゴールに向かう。開始5分、関学#21・青木によるシュートはインザクリースにより得点に出来なかったが、7分、味方のパスを貰い#57・兼任がセンターから入り込み先制点を挙げる。
 その後のドローも関学がゲットする。調子が出ない南山はファウルで相手にフリーシュートを与えてしまい関学#21・青木が豪快なシュートを叩き込み2-0となる。その後も関学は落ち着いた攻めで相手のファールを誘い、関学#27・今井によりまたもやフリーシュートで得点を決める。3-0となり点差が開く中、関学の勢いは止まらず14分、#21・青木がゴール前でパスを貰うと巧みなスティックワークと目にも止まらぬ速さで追加点を入れ4-0とした。

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 南山も点を取りたいところだが、ドローのボールを獲ることが出来ずディフェンス時間が続き、また#4・小久保へのイエローカード提示により不利な状況が続く。そんな中15分、関学#72・山田がフリーシュートにより5点目を入れる。その直後、負けじと南山も次のドローを獲り、センターの#76・佐藤はそのまま持ち前の足でディフェンスをかわし右上からそのまま力強いシュートで1点目を取る。
 5-1となり4点リードの関学は18分、左上から#47松本による背の高さを活かしたシュートで5点リードとする。この流れを止めたい南山は相手のパス回しを遮り、ボールを奪って丁寧にパスを繋ぎ相手のファールでフリーシュートを取り21分、#6・堀場により2点目を入れ6-2となる。
 その後関学はボールをゲットし素早いパス回しで相手を翻弄する。すると23分の前後で立て続けに関学#67・三浦と#47・松本がフリーシュートを決めきり8-2となる。前半終了間近、関学#57・兼任がゴール裏からのパスを受け華麗な技で本日2点目を挙げ9-2で前半を折り返した。

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後半
 後半、関学が7点リードした状態で始まり、ドローは南山がゲットする。
 互いにうまく攻めきれないシーンが続く中、後半5分、関学#23・神保が右上から1対1で仕掛けそのままゴールにシュートを放った。10-2となり、さらに関学が勢いよく攻めるも相手のセーブにより、南山のクリアが始まる。
 関学のチームプレイによるライドに阻まれながらもゴール前まで運び10分、南山#26・井上によりフットワークを見せつける豪快な一発をゴールに突き刺した。

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 10-3となった後、点差が変わらないままだったが13分、関学は#27・今井によるフリーシュートで11点目を決め8点差となる。
 次のドローは南山が獲り、関学のファウルでフリーシュートを獲得しチャンスをものにしたのは南山#54・石黒。ボールを地面に叩きつけゴールネットを揺らし11-4となる。
 調子が出てきた南山はその後直後に起きたフリーシュートの場面で#34・仙田によって5点目を入れ徐々に点差が縮まっていく。だが、互いにミスが続きターンオーバーで点に出来ない状態が続く中で22分、関学#45・成地による左上からの1対1でディフェンスを寄せ付けずそのまま見事なシュートで会場を沸かす。その直後の23分、疲れを見せない関学は#75・細川が角度のないスペースからのシュートを決め、13-5になったところで試合終了となり、関学が白星を挙げた。

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 今回の試合は両者ともに疲れをみせない試合であった。南山は、攻めのディフェンスでボールを自分のものにし選手一人一人迫力あるプレーをみせてくれた。一方、関学は攻め気のあるプレーでチャンスをものにし、勝利を掴んだ。関学は、決勝戦でも、この勢いのまま学生日本一の座をつかみ取ってほしい。

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