スコアレポート

【スコアレポート】第30回ラクロス全日本選手権大会・女子|立教大学vs.NeO

  • ■ 大会名:第30回ラクロス全日本大学選手権大会・女子
  • ■ 日程: 2019年12月15日(日)
  • ■ 場所:東京都(江戸川区)江戸川区陸上競技場
  • 全日本選手権大会・女子試合は、学生選手権1位で全日本選手権初出場となる立教大学(関東リーグ1位、以下、立教)対、昨年度王者のクラブ選手権1位のNeO(東日本リーグ1位)の戦いとなった。7月から始まったリーグ戦を締めくくる”日本一”の決定戦ということもあり、会場には多くの観客が駆け付けた。エスコートキッズとの選手入場や選手紹介により、会場は盛り上がりを見せていたが、試合開始直前には全体が不思議と緊張感に包まれていた。

    1Q開始直後に立教が得点し試合は立教ペースかと思われたが、すかさずNeOが反撃。そのまま流れを掴んだNeOの猛攻が終始続き、結果として2-13でNeOが二連覇を果たした。スタンドを埋め尽くすほどの多くの観客が見守る中、NeOは二連覇の喜びを爆発させた。
    試合のMVPにはNeO#27水野果奈子選手、VPには立教#10樋口紗穂選手が選出され、試合後には表彰式も行われた。

    Text by 日本ラクロス協会 九州支部事務局 広報部次長補佐・穐山まりこ

  • 立教大学

  • NeO

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
立教大学 1 0 1 0 2
NeO 3 4 3 3 13

【得点者】

立教大学
#2 櫻井 美帆 1
#5 稲木 柚香 1
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NeO
#27 水野 果奈子 3
#10 関口 紗生 2
#12 高野 ひかり 2
#24 山田 千紗 2
#5 森岡 友菜 1
#11 小川 絵里子 1
#16 辻 リカ子 1
#44 山田 亜未 1

【個人賞】

MVP(最優秀選手) NeO #27 水野 果奈子
VP(優秀選手) 立教大学 #10 樋口 紗穂

【審判】

主審:大塚 紀代子、副審:溝内 貴恵、後藤 正子、TO:阪本 一美

【レビュー】

1Q:一本目のドローはNeO#24山田 対 立教大学(以下、立教)#10樋口。一本目を制したのは立教だった。そのままアタックに繋げ、立教#2櫻井が裏からの1on1。得点開始1分で1-0となった。続くドローは立教のファウルによりNeOからの攻撃。フリーシュートのチャンスをNeO#27水野が正確に決め、1-1の同点となった。その後、立教のミスによるダウンボールからNeOがスピード感のあるクリアを展開。その勢いのまま#27水野がシュートを決め1-2。ここでたまらず立教がタイムアウトを取るも、NeOの攻撃は止まらない。パス回しからNeO#24山田がディフェンスの隙をついて1on1、NeOの3得点目。立教も攻めに持ち込むがNeOのペースで試合が進み、NeOにフリーシュートのチャンスが到来。ここは立教#0古谷のナイスセーブにより、ラスト30秒で立教に攻撃の好機が訪れる。立教#1大川が果敢にシュートを放つもゴーリーセーブ。ここで1Q終了。1-3でNeOのリード。

2Q:クォーター最初のドローを制したのはNeO。正確なパス回しと1on1で立教のディフェンスを乱すNeO。#5森岡が裏からの1on1で豪快なショットを決め1-4。その後は両チームともディフェンスが粘りを見せ、ターンオーバーが続く。NeOの攻撃中、立教陣内でダウンボールが発生。混戦を駆け抜けボールを手にしたのはNeO#27水野だった。ゴール前の#10関口へすかさずパスし、シュートで1-5。その後もNeOのペースで試合は進み、パス回しから#16辻の1on1によるショット、#12高野のフリーシュートと得点を重ね1-7。試合時間残り1分、続くドローを立教が制し一矢報いようと積極的攻撃を展開するがタイムオーバー。2QはNeOの6点リードで終えた。

3Q:ハーフタイム明けのドローは立教#7寺西がゲット。そのまま敵陣に攻め込み、裏からのフィードを#5稲木が決め2-7。その後のドローはNeOが奪うも互いのミスによりターンオーバーが続き膠着状態に。この流れを絶ったのはNeO#27水野。ダウンボールを奪いテンポの良いクリアを成功させたNeOは、敵陣でボールを展開。NeO#11小川の豪快なロングシュートが決まる。一連の華麗なプレーに観客達は盛り上がりを見せた。完全に流れに乗ったNeOは、立教のファウルを誘い複数回フリーシュートのチャンスを得るものの、ここは立教#0古谷が意地を見せナイスセーブを連発。しかし、ボールを奪えない立教。NeOの攻撃が続きパスからの1on1で#24山田がスピードのあるショットを決め2-9。残り時間3分の場面、続くNeOの攻撃に立教がたまらずファウル。イエローカードにより2分間のマンダウンに。このチャンスをものにしたいNeOは、素早いボール展開を見せ#10関口が裏からの1on1で得点。残り時間1分でファウルの選手が戻り人数はイーブンとなるも、クォーター終了までNeOによる攻撃が続き、2-10で3Q終了。

4Q:迎えた最終クォーター。序盤からNeOによる攻撃が続くが、立教のディフェンスもそれに食らいつく。そんな中、NeO#12高野がディフェンスの隙をつき豪快なショット。ここで立教2度目のタイムアウト。試合時間は残り11分。タイムアウト明けのドローはNeOが制するが、立教は強気のディフェンスでボールを奪いターンオーバー。ここを決めたい立教は、ボール回しで相手のファウルを誘うも、ボールダウン。ここから両者攻めきれず、ターンオーバーが続く。立教ディフェンス陣が粘り強くインターやダウンボールを狙いクリアに繋げるも、NeOのディフェンスも堅くなかなか決めきれない。この流れを断ち切ったのは、やはりNeOだった。立教ファウルによるフリーシュートをNeO#27水野が沈め、勢いを取り戻す。続くドローをNeO#12高野が取り、敵陣へ切り込む。NeO#44山田のショットで2-13。ここで試合時間は残り30秒。最終ドローもNeOが制し、最後まで猛攻が続く中、試合終了。2-13でNeOが日本一の覇者となった。

 

Text by 全日本選手権大会スタッフ広報局ウェブSNS班 穐山まりこ

Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、日本ラクロス協会 広報部 ・小保方智行