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第30回記念関西学生ラクロスリーグ戦・男子決勝戦

■ 大会名：第30回記念関西学生ラクロスリーグ戦・男子決勝戦
■ 日程：2019年 11月24日（日）
■ 場所：ヤンマーフィールド長居

ファイナル4準決勝を勝ち上がった関西学院大学と京都大学がついに決勝に登場した。両チームとも選手層も厚くどちらが勝ってもおかしくない決勝にふさわしい試合であった。関西学院大学が先制し流れを掴み着々と得点を増やしていった。後半、京都大学も意地を見せ最終的に8-5というスコアで関西学院大学が優勝を収めた。この結果、関西学院大学は第11回ラクロス全日本大学選手権への挑戦権を得た。更なる快進撃を期待したい。

関西学院大学
京都大学

【スコア】

チームや大学名	1Q	2Q	3Q	4Q	延長	合計
関西学院大学	4	1	3	0	8
京都大学	0	1	1	3	5

【得点者】

関西学院大学
#3 石村旗大	4
#1 武藤玄弥	2
#4 飯田優気	1
#89 中澤裕哉	1

京都大学
#6 相田凛太郎	2
#89 松野飛大	2
#17 庄晋太郎	1
-	-

【個人賞】

関西学院大学 #3 石村旗大
京都大学 #6 相田凛太郎

【審判】

小池智、大和田和大、笠原大知、坂本猛、大塚美々

【コメント】

1Q：試合開始のフェイスオフは京都がとる。開始3分、関学#3石村が倒れこみながらシュートを決め、先制点をあげる。開始6分、関学#1武藤が角度のないところからシュートを決め、2点目をあげる。開始9分、関学#89中澤がクリースでパスをもらい、落ち着いてシュートを決め、3点目。開始14分、関学#3石村がクリース前でシュートを決め、4点目。このまま1Qが終了。スコア4-0。

2Q：2Q最初のフェイスオフは京都ポゼッションから始まる。なんとしてでも点差を縮めたい京都は序盤から猛攻を仕掛ける。開始7分京都#89松野がブレイクからの得点に成功し京都この日1点目をあげる。さらに点差を縮めたい京都であったが、開始12分関学#3石村がゴール裏から上がり際のシュートに成功し、スコアが5-1となる。そのままスコアが動かないまま2Qが終了する。

3Q：3Q最初のフェイスオフは京都がとる。早く追加点を上げ、追い上げたい京都は開始2分、京都#89松野が個人技でディフェンスを抜きシュートを決め、2点目をあげる。開始8分、関学#1武藤が駆け上がり際にシュートを決め、6点目。開始11分、関学#4飯田が豪快なミドルシュートを決め、7点目。開始14分、関学#3石村がミドルシュートを決め、8点目。このまま3Qが終了しスコア8-2。

4Q：4Qは関学のエキストラマンオフェンスから始まる。なんとか点差を縮めたい京都は開始3分#17庄が、クリース前でのシュートを成功させ、点差を5点に縮める。開始8分京都#6相田がパスカットから気持ちを前面に押し出すシュートで4点に縮める。開始14分京都#6相田が上からのシュートを成功させ、意地を見せる。しかしこのまま試合終了。8-5で関学の勝利。

総括：関西王者の座をかけた一戦は、関学が試合序盤からリーグ戦1位の貫禄を見せつけ、勝利を収めた。一方京都は敗れはしたものの、試合終盤には昨年関西王者の意地を見せ、怒涛の追い上げで関学をあと一歩のところまで追い詰めた。勝った関学は、関西王者として全日本大学選手権での戦いに期待したい。一方敗れ準優勝に終わった京都も来年度のリーグ戦でのリベンジに期待したい。

Text by 日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会ゲームレポート班久志本康一、山本恭也、辻本颯人
Photo by 日本ラクロス協会広報部中山崇/國松拓実、関西学生ラクロス連盟広報委員会辻本颯人/脇坂太一