2025年7月25日(金)
【日本代表活動レポート】2025年ラクロス男子日本代表強化合宿レポート (2025年7月19日〜21日)
日本代表
2026 Asia-Pacific Men’s Lacrosse Championship-World Qualifier(世界大会大陸予選)に向けて、2025年ラクロス男子日本代表の強化合宿を7月19日から21日の3日間にわたって実施しました。
栃木県の那須塩原市で開催され、普段とは違った環境でよりチーム内のつながりを強化する充実した合宿となりました。
【1日目】
合宿初日の練習は天候に恵まれた中でのスタートとなりました。
これまでの練習会および試合の中で見つけたチーム/個人の弱みを改善すべく、練習生と代表選手で時間軸を分けながらのメニュー進行となりました。
コーチ陣との密な連携を図ることで、より一層各々が集中して練習に取り組みながら約6時間弱の練習を終えることができました。
【2日目】
午前中は8月に世界大会を控えている2025年男子20歳以下日本代表とのスクリメッジを実施しました。
勝つことにこだわり、男子日本代表の意地をみせるべく、試合中も声を掛け合いながら最適解を模索している姿が印象的でした。
午後は若干の不安定な天気に見舞われつつも、グラウンド上ではいつもと変わらない熱気に包まれていました。あいにくの雷によって練習時間が短縮になったものの、短い時間でも多くを得ようと積極的に練習に励んでいました。
また、この日は夜にチームビルディングを開催。選手・スタッフ・コーチ全員が参加し、ランダムに分かれたチーム対抗のレクリエーション大会を実施しました。
初めてのゲームでもルールを理解するまで質問を続け、勝つための攻略法をチーム内で話し合うなど、ここでも勝ちにこだわる姿を見ることができました。
また、それぞれのチームでコミュニケーションが活発に行われたことで、会場は大熱狂に包まれ、笑いの絶えない時間となりました。
【3日目】
合宿最終日のこの日は、これまでで最も気温の高い猛暑日での実施となりました。
通常のメニューに加えて、OFは2025年男子20歳以下日本代表との合同メニューや、DFはゲスト講師をお招きしての古武術を行いました。
古武術では、身体の使い方を根本から理解し、筋力に頼らず全身を連動させて使う方法を学びました。
実施後、選手からは「身体を使う上での考え方がひっくり返った。」「マジックを見ているみたいだった。」という言葉が聞こえ、今後のラクロスにおける実践の場で活用できるスキルを身につけたことが伺えました。
3日間を通して、スキルとしてもレベルアップし、チーム力がより強化された濃い時間を過ごすことができました。
引き続き、2025年ラクロス男子日本代表チームの活動にご注目いただき、温かいご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
また、8月15日〜24日の期間で2025年男子20歳以下日本代表が済州島で行われる2025 World Lacrosse Men’s U20 Championshipに出場します。
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