2023年6月14日(水)

【お知らせ】東海チャレンジマッチ2023 結果報告

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5月6日に行われた、東海チャレンジマッチ2023の結果概要は以下の通りです。

■女子 

【対戦カード】21東海ユース選抜 vs 22東海ユース選抜

【結果】 18 – 2

【勝者】 21東海ユース選抜

【ゲームレポート】

2023年5月6日(土)、パロマ瑞穂北陸上競技場にて、チャレンジマッチを行った。両チーム共にユースの選手が集まる2021年度東海ユース選抜(以下青)と2022年度東海ユース選抜(以下白)との熱い戦いが幕を開け、両チーム共に白熱した試合を繰り広げた。

 

インタビュー

 試合前のインタビューでは、青は名古屋大学#26古西を注目選手として挙げた。グラウンドボールを獲ることが得意であり、注目してほしいと答えた。この試合を通して、少しでもラクロスの魅力を伝えたいとも答えた。その後は、白がインタビューに答え、注目選手を愛知教育大学#29太田を挙げた。全力で、笑顔でラクロスを楽しみたいと答えた。

 

1Q

戦いを始めるドローは、白#29太田のグランウンドボールにより白が制した。その後、白がパスを繋ぎ、白#3の長尾が2回フリショを試みるが、青のゴーリー#25中川の見事なキープにより、青にボールが渡る。そして、青がパスを繋ぎ、#20國松がシュートを決める。

次のドローは、青のグラウンドボールにより、青が優勢を保ち、1on1から青#4角谷のシュートが決まる。続くドローも青のボールからスタートし、#34高山のフリショを白のゴーリーがセーブ。そして、白#6中川がボールをゴール前まで運ぶが、パスミスにより青にボールが渡り、#34高山のシュートが決まり、スコアは3-0となる。続くドローも青のボールからスタートし、順調なパスでゴール前まで運び#4角谷が2回目のシュートを決める。その後、青#26古西のフリショを#20國松がアシストし、そのままシュートを決める。続くドローも青がゴール前まで運ぶが、白にボールが渡り、ゴール前まで運ぶ。白#3長尾がシュートするが、青のゴーリー#25中川がセーブし、再び青が優勢となり、#7鴻巣がシュートを決める。その後、#8小泉がシュートを決め、スコアが6-0となる。最後は、#11志水のシュートが決まり、東海2021が7点リードと、優勢を保ったまま1Qが終わる。

 

2Q

白がまだ一点も決めれていない状態で第2Qが始まりドローは、白#6竹市がグラウンドボールを制したがラインアウトにより青の攻撃となった。白も負けずと勢いのある攻撃を繰り広げ#4・長尾がシュートを放つがゴーリーに止められる。その後、青の攻撃が続き、青#16天馬のDFを2枚を置きさる華麗なワンにより得点が入った。続いても青#35宮村のゴール裏から、ゴール前へとカットインしてきた#10毛利のパスがつながり得点が決まった。白のパスミスやキープミスが目立つなか、連携のとれた動きと素早いパス判断により青#17中村、#4角谷、#12向井が次々と得点が決める。白は一得点も抑えられないまま、試合時間残り3秒の所で青#1有原のプッシングにより白#15斎藤のフリショとなるがセーブされ、第2Qは青が5点を決め終了した。

 

3Q

第2Qの勢いのまま、点数を重ねたい青であったが、#7鴻巣選手のシュート白#18鈴木選手によりゴーリーセーブされるところから始まった。しかしその直後、ターンオーバーとなり青#4角谷選手が第3Q初得点となるシュートを決める。さらに開始3分が経過した頃、青#7鴻巣選手のフリーシュートにより、14-0と14点差をつけ、試合は青の流れに持ち込まれた。

なんとか得点を決めたい白。その後、白#10木戸選手がドロー勝ちするも、ボールダウンによりターンオーバー。勢いに乗った青#7鴻巣選手のゴール裏からの1on1により、点数を重ねる。その後白#3長尾選手がフリーシュートを撃つチャンスが訪れ、会場は息をのむ緊張感に包まれたが、シュートは枠外へ外れ、白は得点のチャンスをまたしても失ってしまった。第3Qも残り1分を切ったところで、最後、青#12向井選手のフリーシュートが決まり、16-0で21ユースが勢いに乗ったまま第4Qへと持ち込まれた。

 

4Q

最終クオーター初めのドローは、グラウンドボールに勝った白が制す。しかし冷静さを欠き、パスミスで青ボールとなった。その後両者ともに得点を許さず、しのぎを削るも試合は動かない。

しかし、開始4分が経ったその時、白#8辻選手の確実なインターにより、#6中川選手の白初得点となるシュートがついに決まり、会場は歓喜に溢れた。

そこから勢いに乗った白に攻撃の機会を与え、続けて2得点目となる白#6中川選手のシュートがまたも決まり、試合の流れは確実に白となった。

しかし、青#35宮村選手のシュートが決まり、青も食らいついていく。その後も青#26古西選手のフリーシュートが決まり、青の流れへと持ち込まれ、両者ともに激しい攻防が続く中、審判のホイッスルが会場に響き渡った。

結果は、最終スコア18-2で21ユースの勝利となり、幕を閉じた。

 

■男子

【対戦カード】22東海ユース選抜 vs 22関東ユース選抜

【結果】  4 – 4

【ゲームレポート】

2023年5月6日(土)、愛知県名古屋市・パロマ瑞穂北陸上競技場にて、チャレンジマッチを行った。東海地区の新2年生の代表選手が集まった東海ユース(以下、東海)と、関東地区の新2年生の代表選手が集まった関東ユース(以下、関東)との熱い戦いが幕を開け、両チームともに白熱した試合を繰り広げた。

試合前インタビュー 

はじめに注目選手として、東海からはダッヂのきれる東海#7・前田と左シュートがはやい関東#1・横田が紹介された。

 

1Q

戦いを始めるフェイスオフは関東#6・河部が制したかに見えたがラインアウトし東海ボールとなった。東海#9・夜久がシュートを撃ち外れるが、チェイスから再び東海ボールとし再度攻撃を開始。東海#14・松浦が関東のディフェンダ―の隙をついてシュートを決め先制点をあげた。スコア1-0となる。

続くフェイスオフは東海が制した。東海#28・佐賀がシュートを撃つが関東#12・米倉の好セーブによって阻まれる。そこから関東のパスミスで東海ボールとなった。東海#14・松浦がダッヂをかけて関東のディフェンダ―をかわしてシュートを撃ちこの試合2点目となる得点をあげた。スコアは2-0となる。

東海の勢いはこれで終わりではない。フェイスオフ後に関東のパスミスで東海のクリアとなり、東海#9・夜久が素早い皇帝で関東のディフェンダ―をかわしそのままランニングシュートを決めた。スコアは3-0となった。

その後試合の展開は変わらず第1Qは東海が3点リードのまま終える。関東は東海の鉄壁のディフェンスに苦戦した。

 

2Q

 第2Qが始まり、フェイスオフを関東が制すと、そのまま関東#10・高橋のシュートが決まり、関東は東海との点差を2に縮めた。これで3-1。その後のフェイスオフで東海が勝つがボールダウンによって関東のボールになりクリアをあげられてしまう。一度関東のシュートを東海#0・松田がセーブするもチェイスをとられ関東#9・山田の痛烈なシュートが決まり点差は1にまで縮まった。

ここから東海の攻撃・チェイスが3度続くも点には繋がらず、関東のクリアへ。その後関東は東海に対してボールダウンなどをするも関東#2・栗原のスラッシングなどで結局点には繋がらず、第2Qが終わった。

 

3Q

第2Qで関東に勢いが付いた状態で第3Qが始まった。フェイスオフ後に関東#30・中西がシュートを撃つも、東海のゴーリーにはじいてボールダウンとなり、東海#9・夜久がグラウンドボールを獲り、グラウンドを駆け回りそのままシュートを決めた。スコアは4-2となった。

関東のオフェンスが続くことになる。フェイスオフで関東が制し、このチャンスを活かしたい関東はシュートを撃つが外れてなかなか得点に結びつかない。しかし関東の攻撃は続き、関東#11・町田のシュートが決まった。スコアは4-3になった。粘り強くもぎ取ったこの1点は関東にとって非常に価値のある得点となった。

以降も関東のオフェンスが続くが、東海のディフェンスがしのいでスコアは動かぬまま第3Qを終えた。

 

4Q

 第4Qが始まり、フェイスオフを東海が制すると続いて関東#5高木のスラッシングによって白に大きなチャンスがきたが、結局点には繋がらず。その後、関東がクリアを成功させると今度は東海#28佐賀のプッシングや東海#2・濱田のスラッシングによって関東に大きなチャンスがくるも結局点には繋がらず。その後、関東のクリアを失敗に終わらせ、東海の最後の攻撃に繋げるも点には繋がらず試合終了となり、注目された熱戦は引き分けに終わった。

 

 

text:加藤紅葉

Photo:小保方智行