2015年7月2日(木)

2015年19歳以下女子日本代表・第9回練習会レポート

国際大会

2015年19歳以下女子日本代表は、2015年6月13日(土)・14日(日)に東京都(稲城市)・よみうりランド天然芝グラウンドにて第9回練習会を行った。

 

練習1 練習2

 

いよいよ、第6回FIL女子19歳以下世界選手権大会まで残り3回の練習となったため、下記内容の確認を行った後、スクリメッジを国際ルールにて実施した。
・マンダウンディフェンス&マンアップオフェンス
・後半、勝っている状況・負けている状況での対応

 

練習3 練習4

 

【6月13日】
早稲田大学とのスクリメッジを実施。後半残り8分で9-7とリードする状況となったが、ボール回しが「逃げる」という心理状況に陥り、焦りからボールを奪われ逆転を許す結果(9-10)となった。この経験は、チームとして「最後まで戦う」という強い気持ちが必要であるということを痛感させられた。

練習5 練習6

[左:試合写真(白:19歳以下日本代表)/右:審判員と国際ルールの確認をする選手]

 

チーム
前半 後半
19歳以下日本代表
5
4
9
早稲田大学
4
6
10

得点者

19歳以下女子日本代表
前半
玉置 美玲 (2)
田中 希実 (1)
野尾 明日佳 (1)
大橋 知佳 (1)
後半
橋爪さくら (2)
拔井 愛海 (1)
玉置 美玲 (1)

 

6月14日】
明治大学とのスクリメッジを実施。国内トップレベルのライド力とルーズボールの支配力を持つ明治大学。そんなチームを相手に、気持ちの強さとプレー精度の安定を求め、試合が始まった。序盤、明治大学のドローの強さ、混戦時のボールの行方を予測する力の強さからルーズボールを支配され、リードを許す。しかし、ルーズボールを7割近く支配されながらも、少ない攻撃回数を確実に得点につなげ、6-9の3点差で前半を終える。
後半、グラウンドボールへの意識を高めることで、ルーズボールの支配率が上がり、1点を奪い2点差に詰め寄る。
しかし、長い時間は続かず、またもや明治大学にゲームを支配され始め失点が続く。残り15分、4点差になった時点で、今回の課題でもある、「負けている状態で積極的に奪うディフェンス」を行い勝負に出る。しかし、連携がまだ不十分であったため、逆にバランスを崩してしまい、失点を重ねてしまう結果となった。

 

練習7 練習8

[左右:試合風景(白:19歳以下日本代表)]

 

チーム
前半 後半
19歳以下日本代表
6
4
10
明治大学
9
9
18

得点者

19歳以下女子日本代表
前半
桑島 響子 (2)
池田 玲 (2)
拔井愛海 (1)
関口 紗生 (1)
後半
橋爪さくら (3)
桑島 響子 (1)

 

6月27日(土)・28日(日)に23歳以下オーストラリア選抜との試合等を行った後、7月に渡航前の最終練習会を行います。何卒、応援の程よろしくお願い致します。

Text&Photo:2015年度19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・関田都