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【日清食品presents 第16回ラクロス全日本大学選手権大会】準決勝女子 | 関西学院大学vs立教大学

  • ■ 大会名:日清食品presents 第16回ラクロス全日本大学選手権大会準決勝女子
  • ■ 日程:11月30日(日)
  • ■ 場所:たけびしスタジアム京都
  • 全国の舞台に立つ覚悟と誇りが激しくぶつかり合う、全学準決勝。関西王者・関西学院大学と、関東の強豪・立教大学が、決勝への最後の一枚をかけて火花を散らす。

  • 関西学院大学

  • 立教大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
関西学院大学 4 2 0 2 8
立教大学 0 0 1 4 5

【得点者】

関西学院大学
#80 井手歩未 4
#0 大井里桜 2
#34 濱田亜音 1
#44 福山暖菜 1
立教大学
#1 石井ビクトリア 2
#3 生駒桃子 1
#41 山崎心寧 1
# オウンゴール 1

【個人賞】

pom(プレイヤーオブザマッチ) #80 井手歩未

【審判】

主審 五東幸子
副審 溝内貴恵
副審 木村真美
TO 小鹿えりか

【レビュー】

1Q

暖かい日が差しこみ、涼しい風が吹くラクロス日和の中、日清食品presentsラクロス全日本大学選手権大会準決勝、関西学院大学(以下関学)と立教大学(以下立教)の戦いが幕を開ける。最初のドロー後ポゼッションを獲得した関学は、果敢に攻め込み先制点を狙うも、立教の堅いディフェンスに阻まれ、惜しくも点数獲得には繋がらない。その後、ゴール前での関学の素早いパス回しが続き、開始5分、関学AT#80井出が左上からゴール左に鋭いシュートを撃ち、関学が先制点を獲得する。さらに点差を広げたい関学は、ポゼッションを譲らず開始6分、関学MF#0大井が1対1を仕掛け、ゴール上部へとボールを撃つ。これが決まり、2-0へとさらに点差を広げる。続けて開始8分、勢いに乗った関学は、関学AT#34濱田が強い1対1を仕掛け、ディフェンスを欺いてパスを出す。そのチャンスを見逃さず、関学AT#80井出がゴール左下から駆け上がりパスをキャッチ、ゴール中央に鮮やかシュートを決め3-0とさらに点差を広げる。開始10分、関学AT#44福山がシュートを打つも、立教G#0清水が素晴らしいセーブをみせ、得点を防ぐ。開始12分、関学AT#80井出がゴール下へと鋭いシュートを撃ち、点差が4-0へと広がる。開始13分、関学AT#10照沼が撃ったシュートは枠外となり、立教DF#11青木がダウンボールを獲得し、立教がポゼッションを獲得する。その後点差を縮めたい立教は、果敢な攻めを見せるも得点へとは繋がらず、4-0の関学リードで1Qが終了する。

2Q

4-0と関学の4点リードで始まった2Q。ドロー後ポゼッションを獲得した関学は開始2分、関学AT#34濱田が左上から1対1を仕掛け、撃ったシュートはゴール左側へ決まり、5-0と関学がリードを広げる。その後ポゼッションを獲得した立教。開始4分、立教AT#3生駒がフリーシュートを得てシュートを撃つも、関学G#99鶴長が見事なセーブを見せ、得点にはならない。再び攻撃のチャンスを得た関学は、開始9分関学AT#80井出が左上から1対1を仕掛ける。ゴール上部へとシュートを撃つが、立教G#12大濱が素晴らしいセーブを見せる。ポゼッションを獲得した立教は、開始8分立教AT#1石井がシュートを撃つも枠外となる。その後も立教はダウンボールを獲得し、攻撃のチャンスを得る。開始10分、立教AT#90増渕からパスを受けた立教AT#17石橋がゴール左下へとシュートを撃つも、関学G#99鶴長の素晴らしいセーブにより、得点とはならない。ここから両者譲らぬ攻防が続くも、次に得点が動いたのは開始14分、関学AT#34濱田が左下にいた関学AT#80井出へとパスを捌き、関学AT#80井出が華麗なシュートを決める。6-0と関学が6点リードとなり、2Qが終了する。

3Q

6-0と関学6点リードで始まった3Q。何としても点差を縮めたい立教は、ドロー後ポゼッションを獲得し、果敢な攻めを見せる。開始2分、立教AT#90増渕が右上から1対1を仕掛けてシュートまで持ち込むが、関学の守りによってダウンボールとなり得点にはつながらない。その後、攻めの姿勢を見せ続ける関学は、関学AT#44福山や、関学AT#80井手がシュートに迫る場面を次々と作り出す。しかし、最後の精度を欠き、惜しくも追加点とはならない。開始6分、立教がポゼッションとなり、立教AT#1石井のフリーシュートでパスを受けた立教AT#6杉村がゴール前でパスを出すが、関学のインターセプトで攻守が交代する。しかしその後、立教のライドの強いプレッシャーで関学のオウンゴールを誘い、6-1とこれが立教の初得点となる。得点後勢いに乗りたい立教は、強気な攻めを見せ続ける。開始10分、立教AT#7大武や立教AT#16張替の素早いパス展開からの勢いのあるシュートで追加点のチャンスを得るが、惜しくもシュートは枠外となり得点とはならない。ゴール裏の立教AT#1石井からセンターの立教AT#6杉村への素早いパスの後、そのままシュートを撃つが、ゴール枠外となる。その後、立教AT#1石井が素晴らしい対応でボールを保持しゴーリーの頭上へと華麗なシュートを放つ。しかし、関学G#99鶴長が見事なセーブを見せ、またもや立教は得点を阻まれる。立教の攻めは続き、素早いパス展開でシュートを狙うが、立教AT#1石井から立教AT#18丸山へのゴール前のパスを関学#58藤井が見事にインターセプトし、ポゼッションは関学のものとなる。そのまま両者得点は許さず、6-1と関学の5点リードで3Qが終了する。

4Q

6-1と関学5点リードで始まった4Q。後がない立教は、はじめのドローでポゼッションを獲得すると、開始1分、立教AT#41山崎が右横から力強い1対1を仕掛け、ゴーリーの足元に鋭いシュートを決める。6-2となり関学4点リードで立教が関学を追う。流れを掴みたい立教は引き続きポゼッションを獲得し、果敢に得点を狙うもなかなか追加点とはならない。しかし、その攻めが功を制し開始4分、立教AT#1石井が右横から圧倒的な1対1を仕掛け、そのままゴール上部にシュートを決める。流れを掴んだ立教は攻撃の手を緩めない。開始7分、強気のディフェンスでボールダウンを誘い、ポゼッションを獲得した立教は、立教AT#3生駒が右上で1対1を仕掛け、角度のない位置からの見事なシュートをゴーリーの左手元に鮮やかに決める。6-4で関学2点リードと立教が追い上げる展開に。しかし、ここで関学が反撃に出る。4Q開始8分、ポゼッションを獲得した関学は、関学MF#0大井が左上から力強い1対1を仕掛け、ゴール上部にシュートを決める。7-4関学3点リードと再び点差が開く。点差を縮めたい立教だが、次のドローは関学が制する。関学は攻撃の手を緩めず、関学AT#44福山がセンターで1対1を仕掛け、バウンドした鋭いシュートがゴーリーの足元に決まる。8-4の関学4点リードとなり、試合終了まで時間がない中、立教AT#41山崎の仕掛けからファン内の立教AT#1石井にパスが通り、ゴール前で粘って撃ったシュートが決まる。8-5と関学3点リードで試合残り3分の中、立教はボールを奪い、果敢に攻めるも、追加点とはならない。そのまま関学が逃げ切り8-5で試合が終了する。決勝へと駒を進めたのは関学であった。

総評

立教の粘り強い追い上げを受けながらも、関学は序盤から築いた大量リードと堅実な守備で主導権を握り続け、試合の流れを最後まで渡さなかった。4Qに立教が意地の反撃を見せたものの、関学が要所を締める勝負強さを発揮し、8-5で決勝進出を決めた。

量リードと堅実な守備で主導権を握り続け、試合の流れを最後まで渡さなかった。4Qに立教が意地の反撃を見せたものの、関学が要所を締める勝負強さを発揮し、8-5で決勝進出を決めた。

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