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 Women's Japan Lacrosse National Squad

世界大会・現地レポート
レポート Vol.4
2005年6月21日(火)
 
スタッフ部屋 20時半からのミーティングまで、明日のスケジュールを細かく調整するスタッフ陣。
3人部屋に詰め詰めである。
ミーティング ミーティング。
まずは早川亜希(アキ)STRより、毎日のからだチェック表が配布され、毎日自分の体調について記入して提出するよう説明がある。「この2週間は二度と帰ってこない。こちらの食事はカロリーが高く、量も多い。出されたものを何も考えず食べていたら、日本でせっかく維持またはアップさせてきたコンディションがどんどん悪くなっていくから、しっかり自分で考えて食べましょう。必要な栄養分は、それが口に合わないと思っても、食べないと力が出ないよ。」と、特に食事に関して言及した。
ミーティング 4月のウェールズ遠征で対戦したスコットランドとの試合ビデオを見て、スコットランドの特徴を思い出す。
佐藤壮(タケシ)AC「スコットランドに勝たないと日本はPOOL B を1位通過できないし、そうすると4位以上になれる可能性が著しく低くなる。つまり、日本にとって天下分け目の戦いがスコットランド戦。アメリカに来て楽しい嬉しい気分にもなるが、そういうことを意識していれば、お菓子を沢山食べたりなんてことはありえないよね。」と先ほどの早川亜希(アキ)STRの言葉を踏まえつつ語る。
石川AC 本日の昼、こちらに到着し、ミーティングからチームに合流した石川貴一(タカイチ)AC。
「この大会での日本のキーワードは“勇気”だと思うんだよね。勇気の反対は“恐怖心”になるのかな。恐怖心を戦って、自分たちのいい部分をどんな状況でも出していこうという勇気が大事になってくる。それはプレーの大胆さにつながって、そこに丁寧さが加えること。何よりも心で負けることが一番悔しいと思うので、開幕までしっかり練習しよう」と到着早々熱く語った。
 石渡素子(モトコ)ACも、「昼の練習のときにワタ(渡辺奈緒)が言っていた“笑い事じゃないよ”という一言が今の日本の状態をよく表している。ちょっと緩んでると思う。自分達のプレーに自信があるのはいい。だけど私達は前大会7位で、あくまでもチャレンジャーであるという謙虚さ、“この試合落としたら終わり”という背水の陣での望む心は忘れては行けない。」とチームを引き締め、今日のスケジュールは終了した。
大漁旗 明日は開幕戦前最後の練習日。
石渡素子(モトコ)ACのお母様達が作って下さった“大漁旗”の前でアイシングをして就寝。ちなみにこの旗、諸外国からかなり注目を集めている。



Photo & Report by 日本ラクロス協会広報部・橋本薫

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