男子U-19ワールドカップ・現地レポート
<第9報>
本日はOff日で休息をとったU19男子日本代表。 海辺の大会だけに、崖っぷち(?)だが、「100%の力をだす」という、実際には奇跡に近いパフォーマンスを実行できれば、 充分に勝てる相手である。(今回のオーストラリアは・・・) 皆さんがこれをご覧になる時にはゲームの結果が出ているでしょう。 吉報をお待ち下さい。
予想外だが、5位決定戦(7月8日10:00〜)で当たる可能性のあるオーストラリア。 探り合いのゲームになるか、圧倒されるか、楽しみなゲームではある。ところで、試合中の写真が少ない、というクレームが多いとのこと。 (bia Webmaster)
次の対オーストラリア戦での写真をお楽しみに。
日本サポートスタッフの小野寺君。
今回はスカウティングビデオ撮影を担当。冬のアデレードで毎日1〜2試合をビデオに収めるのは、 かなり厳しい作業のはず。写真は笑い顔を作ってくれているが、 1試合目のハーフくらいから指の感覚が無くなり、2試合目になると全身が硬直するとのこと。 感謝、感謝である。
彼の実態は、東海大OB、 日本人離れした体格とシュート力をもつ重戦車型AT。98代表では惜しくも最終選考にもれたものの、ラクロスへのモティベーションは非常に高く、 大学卒業後に就職するも、2年で退社。 現在、豪州パース市(豪州西端)に在住し、あのライアンウェード(98年USA代表、98W杯MVPミッドフィルダー)も大学卒業後1年間プレーしていSubiacoラクロスクラブに所属する。 秋には全日本選手権制覇に向け、アドバンス(関東男子社会人クラブの勇)でプレーするために帰国するとのこと。「瀬田(慶応大4年MD、98代表主将)たちのいるうちに、慶応を叩きたい」と血気盛んだ。「内股」で「デカイ」ATを見たら、それが彼である。ちょっと番外。国際連盟定例会議(男子競技用)のお話。
本日、つたない英語で国際連盟会議を12時間にまで延長させ、真剣に駅前留学を考えた早川ですが(トホホ・・・)、98W杯での日本代表のゲームが8日間連続だったことへのクレーム(2002Perth開催企画において)、アジアでのラクロス普及の価値、男女ラクロスの共同(merger)の意味、については理解と納得を得られました。 その他のトピックは、テレバイズを裏打ちにプロ化の波が特に米国と豪州に押し寄せていること、 Euro共同が関連国強化に多大な影響を与えていること、日本が提案したPasificRim(仮称)大会が意外に賛同された(カナダ、豪州、米国、イラコイ)こと、 98W杯(米国・MD州ボルティモア)が日本円にして約4千万も黒字だったこと、などです。 会議があともう一日で終わりそうなのでホッとしています。
(Report by Yasuhiko Hayakawa/Japan LAcrosse Association)