男子U-19ワールドカップ・現地レポート

 <第2報>

6月26日(土)

18:00 成田空港集合
20:45 現地に向かって出発

 私が、ミニバン一台分の荷物と一緒に、17:00前に到着。 以降、一人の遅れもなく、18:00に全員集合しました。
・荷物はチーム全体で約700〜800kg。全てのバッグにタグを付け、預けるのに、1時間 以上係りました。
・選手個人の荷物(防具、クロス、ベンチコート、ユニフォーム、着替え等)
・ビデオカメラ3セット、ビデオデッキ1台
・大型のクーラーボックス、水用のタンク
・チームパンフレット1000枚
・1台10kg近い変圧器 等々

 早川靖彦 事務局長代行、女子U19の藤井敦子 GM、女子U19小林寛子 ヘッドコーチ、 市川弘康 学連委員長が見送りに。それぞれから、厳しくも暖かいコメントを頂きました。

○小林ヘッドコーチ 「朗報を待っています」
○藤井ゼネラルマネージャー 「いい形で、女子U19に日の丸を引き継いで下さい」
○市川学連委員長 「日本にいる全てのラクロス選手を代表していることを忘れないで」
○早川代行 「必ずイラコイを倒して帰ってくるように」

 加藤ヘッドコーチ以下、スタッフ、選手達は、力強く勝利を誓い、ゲートに消えていきました。

・選手達は、日々の練習の疲れがたまっているせいか、夕食を取ると、あっという間にみな眠ってしまいました。一方、コーチ陣、スタッフは、アデレード到着後のスケジュールと役割分担について、深夜まで確認していました。

 

6月27日(日)

7:05 シドニー着
10:10 シドニー発
11:50 アデレード着
12:30 LACROSSE VILLAGE入り

 大会本部(Lacrosse Event Pty Ltd.)のスタッフが、バスでアデレード空港まで迎えに来て下さり、宿泊先である「Marineland Village = "LACROSSE VILLAGE"」に到着しました。途中、スーツケース1つが別の空港へ行ってしまったり、帰りのチケットをなくす選手がいたり、成田までの電車に荷物を置き忘れる選手がいたりと冷や冷やでしたが、何とか 無事たどり着きました(ともに、後で解決しました)。時差が殆どないこともあり、選手の顔色は比較的良く、着いてすぐの食事もしっかり採っていました。

16:00〜17:00 練習
【メニュー】
・ストレッチ ・ラン ・6チームに分かれて、ゲーム形式でのトレーニング(5種目)
   ※長旅の疲れを取るために、軽く汗をかく程度のメニューで、体をほぐすことが目的。
ボールを使った、チーム対抗の鬼ごっこ(Tシャツチームvs裸チーム)

ボールを使った、チーム対抗の鬼ごっこ(Tシャツチームvs裸チーム)


ビリになったチームは、腕立て、腹筋等の罰メニュー

18:00〜20:00 夕食
 想像していたよりも遙かに食べやすくほっとしました。但し、全体にやはり脂っこいモ ノが多く、特に試合前の朝食、昼食については、要注意です。

20:30〜21:00
 スタッフ総出で、トレーナー/マネージャ部屋の環境を整えました。国際親善試合で頂いた応援メッセージ入りの国旗、女子U19のユニフォーム等が部屋に飾られています。
 風邪対策のため、選手は練習から帰ってきたら、必ずトレーナー部屋に来て、体重/体温をはかり、手を洗い、うがいをします。(もちろん、なま水を飲むこと、薄着で歩き回 ること、サンダル履き等は禁止されています。)さらに夕方の練習後には、アミノバイタル等のサプリメントを採り、翌日に疲れを残さないようにします。

 みなさんからの選手へのファンメールも、この部屋で選手は読むことができます。

ロッジの壁に飾られたバナーと国旗


マネージャー部屋でくつろぐ選手達
(左から、キャプテン黒澤(慶応)、横山(明 治)、副キャプテン古谷(大東文化)


トレーナー部屋の様子
(左上の青い箱はアミノバイタル、黄色いボトルにはうが い薬、右下の水色の箱はミネラルウォーター(10リットル入り)


 明日からの本格的な練習開始に備えて、22:00過ぎには選手は寝ていました。

(Report by Takashi Nakai/U-19 Japan National Team General Manager)

 

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