男子U-19ワールドカップ・現地レポート
<第10報>
対オーストラリア戦
7月6日(火)
くもり、気温約16℃。
日本代表第4戦:VS Australia
FaceOff:10:00<スコア>
Team 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL JAPAN 1 2 0 0 3 AUSTRALIA 5 8 8 3 24<得点者>
JAPAN AUSTRALIA #5AT大吉・慶応大2年(2) #10 (7) #9 AT黒澤・慶応大1年(1) #9 (5) - #3 (3)-
#47 (2) - #19 (2) - #14 (2) - #6 (1) - #45 (1) - #25 (1)
*オーストラリアは、番号のみ。(注;デジタルカメラにピント合わせがついていることを知らず、ものすごいピンボケ写真で申し訳ありません。 雰囲気だけでも・・・)
日本と同じく今大会、全敗中のオーストラリア。これはひょっとして・・・。
1Q開始早々、AT#5大吉が先制点をあげ、ホントにひょっとして・・。 と思われたが、それも束の間。 防戦一方となり、オーストラリアは個人のスキルの範囲で充分に大差をつけた。
DF平田(慶応大1年)、試合中に肩を痛め、 試合後アデレード市内の病院へ。
この次のゲームで、イングランドがイラコイに9−13で負け、これで5位決定戦は日本−オーストラリアが濃厚になってきた。ほぼ100%放心状態の日本選手団、今晩はGlenelgの繁華街に中華料理を食しに来るとのこと。 不適切なことを言ってしまいそうなので、 僕は行かない。
3人で取り囲んでボールを落とさせるが、その後、拾えない。
ディフェンスポーズがばっちりきまっているMD#10橋本。 背番号のせいもあるかもしれないが、どことなくスタイルが瀬田 (98代表、慶応大4年)に似ている。
その橋本も、前半中に壊れ、ハーフタイムに必死のアイシング(写真左下)。後半7分から復帰した。
AT#22伊藤(慶応大2年)、シュート体制にほとんど 入れない。気合では負けていないのだが・・
ハーフタイム時の伊藤。コーチ開と会話するが、 放心気味?
オーストラリア、ユニフォームは黒。余裕のゴーリー。
MD#17金田(中央大2年)、足はついていけているのだが、 ボールを奪取できない。もちろん金田だけが、ということではない。
チームはどう?と聞くと、「自分のことだけで精一杯で・・・」 と、コーチ野中。声が完全に枯れている。
コーチ梅津。「局面だけを見ていると差は小さい。でも、それが80分 という時間の中で、積み重なり、この点差になる。」 局面での小さい差だからこそ、なお根本的な劣等なのだ。
(Report by Yasuhiko Hayakawa/Japan LAcrosse Association)