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関東会場・女子準決勝戦

日時:1998年12月13日(日)11:00 Draw
場所:東京・江戸川臨海球技場

試合内容:
  東京女子体育大学(関東学生リーグ1位、9年連続9回出場)
     vs
  WISTERIA(東日本クラブチームリーグ1位、6回連続6回出場)

icon2.gif (355 バイト)レポート

WISTERIA・薄衣のセーブDraw

準決勝は全日では、おなじみになっているウィスタリアと東女体のカードだった。
東女体は、ウィスタリアに勝利し決勝に駒を進められるか、ウィスタリアは調子を上げてきている東女体にどのように対応していくかが焦点だった。

開始早々、東女体が得点をあげるも、ウィスタリアもシュートを決めるという、シーソーゲームになった。
前半は東女体が硬い守りとダウンボールに対する反応の早さでシュートチャンスを数多く作り、得点を上げていった。しかし個人技術に勝るウィスタリアも、数少ないチャンスを生かし
前半は結局4対4での折り返しとなった。

後半は前半とうって変わり、なかなかシュートが決まらず、お互いに攻守入り乱れた展開となった。前半はリズムにのりきれていなかったウィスタリアも鉄壁のディフェンスに加え、ミッドでの早いパス回し、攻守のすばやい展開などで攻めまくるが、運動量で勝っている東女体もウィスタリアの猛攻をしのぎ、お互いに1点ずつあげた。
しかし、最後に集中力がきれたのか東女体のディフェンスの隙をついて、ウィスタリアが6点めの決勝点をあげ勝利した。
東女体・小林のシュート東女体・角掛
例年、全日で対戦している両チームであるが、この対戦は学生の「体力・はやさ」と社会人の「経験・個人技術」の対決という様相を呈している。全日で学生が決勝に進出するためには「体力・はやさ」はもちろん、経験を越えるだけの個人技術・チームとしての戦術などが要求されるということであろう。

この東女体の敗戦で、全日の決勝は社会人チーム同士の対戦となった。
学生リーグの隆盛のためにも、学生チームには学生リーグ優勝だけではなく「全日優勝」を目標とし、来年以降、活躍していただきたい。

WISTERIA東京女子体育大学

report by 日本ラクロス協会強化部・高須あき
photo by JLA Webmasters・momo


Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.12.13