Go To TOP PAGEWomen's Japan Lacrosse National Squad

 Women's Japan Lacrosse National Squad

活動レポート
 
2005年1月29日(土)  練習会
於:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
 

  30分ほどのウォーミングアップの後、13時から練習が開始された。

 
(1) シュートマラソン

 このメニューはオールコートのグラウンドを使って行われる。オールコートのグラウンドに2つのゴールを起きシュートを決めて行く単純なものだが、その間の移動は全て走り続ける。このメニューは走り続ける事で持久力もかなり必要だが、疲れて息が上がった状態でのシュートの決定力も必要とされていた。

練習
(2) カナディアン(3対2、4対3)

  AT選手が数的優位な状況からスタートするので、AT選手はミス無く得点まで繋げられる絶対的なチャンスである。この練習では繰り返しノンボールキャリアの声の重要性が選手達に伝えられていた。選手達も何回かこなすうちに、ノンボールキャリアの人の声によって攻撃を組み立てられるようになっていた。

 
(3) ゴール前ゾーンディフェンス 「Shell」

 Shell練では、コミュニケーション、意思統一に重点がおかれていた。練習の合間には控え室に戻り、すぐに自分達の動きをビデオで見て確認をして、各選手互いに話し合いながら修正していた。
  練習の途中には、1つのボールに対して複数のDF選手が各自バラバラのアプローチを取っているシーンが何回か見られ、その度に各選手意思の統一が徹底されていた。ボールの状況が変わる事によって、自分の役割は常に変化していく。状況に合わせて、その瞬間にベストな判断をしていかなければならない。周りとコミュニケーションを取り指示を出し味方DFを積極的に動かす事により、自分がDFをしている時に守りやすくなるという。

 
(4) プレスライド 「スパイダー」

スパイダー

  このメニューではボールキャリアに対していかに視野を奪い、選択肢を与えないかという事が繰り返し確認されていた。相手をパニック状態に陥れるためには足音を強く立てて後ろから追いかけていくだけでも十分に効果はある。大切なことは相手に余裕を与えない事であるという。

佐藤AC

 

佐藤壮ACからの説明を受ける選手達。
思いきりが足りない」、「惜しいというのが多い」などといった反省が出ていたためリスクを恐れずにチャレンジしてみようといった事が選手同士の間で話し合われていた。

 
(5) スクリメッジ
  練習の最後にはスクリメッジが3本行われた。1本目はマンツーマンディフェンス、2本目はShell、3本目はShell、スパイダー両方が試された。
 

練習明日も朝から練習のため、クーリングダウン後にはすぐに解散となった。

 

Photo & Report by 日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・力石優子

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