Go To TOP PAGEWomen's Japan Lacrosse National Squad

 Women's Japan Lacrosse National Squad

活動レポート
 
2004年8月28日(土)・29日(日)  第4回練習会  於:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
 

8月28日(土)練習

 昼過ぎから降り出した雨が心配される中、16時半よりいつものようにミーティングからスタートした。

 今日はまず、7月以降から招集された選手達のために、藤井あけみGMと高田静江HCから改めて「日本代表とは?」と「基本方針」について説明があった。

藤井GM

 世界大会で日本が狙うのは4位以上!
 スローガンは「Shoot for the top4!」

 対戦のしくみを説明する藤井あけみGM

 次にコーチ陣から話があった。

 佐藤壮ACからは7月の練習会を振り返り、“ディフェンスの裏を取る”練習を徹底したことが二日目の関東ユースとのスクリメッジで日本代表の攻めがうまくいった要因だということを確認し、今回も引き続きそれを意識するように言った。
  ディフェンスに関しては
      1)危険なエリアの把握・認識
      2)1対1の徹底(マークマンの付き方を改めて確認)
      3)切り換えからの早いディフェンス
をポイントにすることを説明した。

 石川貴一ACは、「練習に臨む意識」に関して”本のナナメ読み”に例え、「何か新しい事を知ろうと、本を読む時、さらっとナナメ読みをしてしまうと、自分の知っている言葉にだけ目が行ってしまい、それだけでその本の内容がわかった気になってしまうことがある。しかし、実際には”自分の知っている言葉以外”の文を、最初から最後までじっくり読まないと、その本から新しい事を得られる事はできない。これまでの代表活動でも、しつこく言って来たキーワードがある。その中には代表選手として、当然知っている言葉もあるだろうが、大事なのはその自分が知っている言葉ではなく、何の為にそのキーワードを使うのかという事が書かれている、”ナナメ読みで飛ばしてしまった部分”である。その部分を段階を踏んでしっかり理解して、TOP4以上を狙う日本代表としての自分達を“変化”させていこう。」 と話した。

 石渡素子ACからは、ワールドカップでの使用が承認されたスティックリストが伝えられた。ほとんどの選手は、承認された銘柄のスティックを使っているようだが、トラッカーやシューレースの使用は禁止ということで、少し動揺している選手もいた。

松井理紗

 

 そして高田HCから、「アイガード」の説明があった。主にシュートボールから目を守るために開発されたアイガードは、日本では馴染みの薄いものだが、アメリカではすでに一般的な防具である。来年の世界大会ではアメリカがアイガード着用での出場を決めているということで、今回の練習で何人かの選手に試験的に使用してもらう。

写真は「Cascade iris」を着用した松井理紗。似合っている!?

 馬渕博行TRからは、「世界大会まで今日であと298日」という話が。本番までもう300日を切り、確実に近づいている世界大会。各所属チームでリーグ戦に入っている時期ではあるが、気持ちの切り換えを促し、練習に突入した。

 

Report by 女子日本代表サポートマネージャー・橋本薫
Photo by 日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・丸山雅代 & 力石優子

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