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第20回関西学生ラクロスリーグ戦・女子開幕戦

大阪国際大学 vs 関西学院大学 (女子一部リーグ)

日時:2009年8月15日(土) 12:15試合開始
場所:大阪・長居球技場

大阪国際大学vs関西学院大学大阪国際大学vs関西学院大学

スコア

チーム
前半
後半
TOTAL
大阪国際大学
3
5
8
関西学院大学
3
0
3

大阪国際大学vs関西学院大学大阪国際大学vs関西学院大学

得点者

大阪国際大学 関西学院大学
#20 森寺麻衣 (3) #13 清水茉以 (1)
#2 牧野智紗 (1) #41 山村文乃 (1)
#6 青木香奈 (1) #57 志渡友梨 (1)
#33 深本志保 (1) -
#55 内村麻由佳 (1) -
#67 加藤郁恵 (1) -

*()は得点数

ゲームレポート

 青空が広がる好天に恵まれた今日、長居球技場で第20回記念関西学生ラクロスリーグ戦開幕戦、大阪国際大学(以下、大国)対関西学院大学(以下、関学)の戦いとなった。大国は関西二連覇という目標に向かって、今年はさらなる成長が期待できるチーム。関学は強い団結力と連携のとれたプレーで勝利を目指すチームである。

 試合開始、ドローを制したのは関学。開始すぐの大国のファウルにより、関学にフリーシュートのチャンスが訪れ、関学#57志渡が先制点を決めた。その後、大国、関学共にダウンボールが目立ち、なかなか点が決まらない。関学がゴール近くで何度も攻めの姿勢を見せるが、大国の固いDFにより点を奪えず。前半開始11分、0-1で関学がリード。ウォーターブレイクタイムアウト後、大国#67加藤がフリーシュートをものにした。続いて、大国#2牧野がシュートを決める。しかし、関学も負けてはいない。関学#41山村がゴール前でパスをもらいシュート。両チームともボールへの執着心が高く、攻守の入れ替わりが激しくなる。前半23分、大国#55内村が豪快なシュートを決める。前半終了間際、関学#13清水のシュートがゴールネットを揺らし、3-3で前半終了となった。

大阪国際大学vs関西学院大学大阪国際大学vs関西学院大学


大阪国際大学vs関西学院大学 両者一歩も引かず、同点で迎えた後半、先に流れをつかんだのは大国だった。開始直後、真裏からのパスが#20森寺へ繋がり、ゴーリーに弾かれた一度目のシュートを再び捉えてゴールに押し込んだ。立ち上がりで勢いに乗った大国は、続けて#51林のアシストから#33深本のシュート、さらに#20森寺の切れのある1対1で2点を追加。どうにか流れを変えたい関学は、後半5分30秒、タイムアウトを取って立て直しを図る。その後関学は果敢にゴールを狙い、7分23秒には大国#20にイエローカードが出て、流れが変わるかに見えた。しかし、何度もゴール前までボールを運ぶものの、惜しいところでミスが続き、なかなか大国から点を奪うことができない。逆に、後半開始8分と13分にまたもや大国が2点を追加する。特に、13分の#20によるゴール左裏からの1対1では、関学の固い守りを翻弄する高い技術力を見せつける圧巻のシュートであった。大国の猛攻は続き、関学のゴールは何度も脅かされるが、ここにきて関学が素晴らしいDFを見せる。大国による数々のシュートの矢をチーム一体が盾となって守り抜きゴールを守るが、反撃とまではいかず試合終了。

 両チームの一試合に賭ける“一勝”への熱い想いのぶつかり合いとなった初戦。今年のリーグも各大学熱い戦いを繰り広げてほしい。

 

Report:日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会NF班
岡田里菜(京都工芸繊維大学)/桂千紗(京都ノートルダム女子大学)
磯部絢(神戸市外国語大学)/橋本真友里(京都大学)
Photo: 日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇

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