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第15回北海道ラクロスリーグ戦・男子開幕戦

北海学園大学 vs A Multinational force

日時:2009年8月23日(日) 14:00試合開始
場所:北海道・野幌総合運動公園陸上競技場

北海学園大学 vs A Multinational force北海学園大学 vs A Multinational force

スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
北海学園大学
1
2
3
1
7
A Multinational force
0
1
1
1
3

北海学園大学 vs A Multinational force北海学園大学 vs A Multinational force

得点者

北海学園大学 A Multinational force
小國雄大 (3) 長谷川雄亮 (1)
伊藤友介 (2) 笹田雅大 (1)
山下貴裕 (1) 山本奨 (1)
阿部高弘 (1) -

*()は得点数


北海学園大学 vs A Multinational force北海学園大学 vs A Multinational force

ゲームレポート

 2009年8月23日、野幌総合運動場公園にて第15回北海道ラクロスリーグ戦の開幕戦が行われた。
 対戦チームは、北海学園大学(以下、学園)対A Multinational force(札幌学院大学、札幌大学、酪農学園大学。以下、AMF。)である。少し秋らしい涼しさで、多くのチームが観戦の中、試合開始のホイッスルが鳴った。

北海学園大学 vs A Multinational force 第1クォーターのフェイスオフ。初回から混戦したグラウンドボールになった。その中からボールをポゼッションしたのは、AMF。と思われたがボールダウンをしてしまう。開始2分早々、学園のMF#8山下が先制点を勝ち取ってきた。シュートまでの展開が、実に速い学園。AMFが長いパス回しを続け、攻め続ける。その長い攻めを守り続け、反撃へ出る学園。なかなか崩すことのできないAMFのディフェンスにボールダウンされてしまう。すかさずAMFのクリア。AMFのDF#1杉村が相手エリアまで持っていく。右上からのロングスティックによる豪快なショットを撃つが、ゴーリーセーブされてしまう。残り1分、AMFのLMF#23菅原がファールを犯し、ここでホイッスル。

 第2クォーター、学園からのスタート。開始直後からボールダウンが続く両チーム。学園が攻める中、AMFがファール、エキストラオフェンスに。ここぞとばかりに攻める学園。その中、学園AT#13小國がゴール前からシュート。点差を引き離す。ファールを重ねあい、お互いにクリアの連続。そのクリアの中、時間が足りなくなったAMFが、ATに向けての特大のロングパス。繋がりはしなかったが、その距離に観客も歓声。学園がうまくボールを回せない中、学園MF#38伊藤が意地を見せ、カットインによるシュートでゴール。流れは学園に傾いていた。その状況の中、AMFのMF#9長谷川がドライブでディフェンスの抜きゴール。
3-1でこのクォーターを終えた。

北海学園大学 vs A Multinational force北海学園大学 vs A Multinational force

 第3クォーター開始早々、学園MF#38伊藤がゴール。流れを戻され焦りが出てしまったのか、AMFがマンダウンディフェンスに。すかさず、学園AT#13小國がゴールを決めてくる。ここでフェイスオフに勝ったAMF、点差を縮めたいところである。学園がファールによりマンダウンディフェンスに。パスを回しショットを狙いに行くAMF。ボール回しの途中にボールダウンが起こり、激しいグラウンドボールが起こる。そのグラウンドボールをAMFが再び制す。隙を狙い、AMFのMF#22笹田のカットインによりゴール前から決めてくる。ここでまた波に乗りたいが、手堅い学園のディフェンスに阻まれる。終了1分前になり、学園がファールによりマンダウンディフェンスで第3クォーターが終了した。

北海学園大学 vs A Multinational force 第4クォーターは、AMFボールから。シュートを数多く撃つが決めることができない。クリアをされ、学園が長い時間をかけてのオフェンスをする。ここを凌ぎ、AMFが反撃へ出る。ブレイクになるが、得点には繋がらず。ゆっくりとしたボール回しをする学園。隙を狙って攻め、学園AT#13小國が決定打になる1点を決めてくる。残り時間9分になり、ゆっくりとしたボール回しを続ける学園。まだ追いつけると言わないばかりにAMFがボールを奪い、攻める。ここで、AMFのAT#7山本がゴールを決める。ゴーリーセーブが続く中、両チームが同時にファールを犯し、ゴール前では5人同士での攻防に。AMFがまたもファールを重ね、5対4での攻防になる。ここで、試合終了のホイッスルが鳴った。

 結果は3-7と、ラクロスにおいてはロースコアで試合が終わった。
 学園の攻める意識の大きさが出た試合に感じるスコアである。しかし、AMFも得点差が離れていようとも、最後まで粘り攻める姿勢には目を見張るものがあった。もし、学園が最後に気を緩めていたら、もっと点差が縮まっていたかもしれない。10月まである第15回北海道ラクロスリーグ戦。この長い期間で、どのチームが決勝の地、円山公園陸上競技場に残るか、とても楽しみである。

 

Report:日本ラクロス協会広報部北海道地区・菅信幸
Photo: 日本ラクロス協会広報部北海道地区次長・前田浩一

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