Go To TOP PAGEInternational Lacrosse Friendship Games 2009

第21回ラクロス国際試合

大会レポート

日時:2009年6月20日(土) 13:30試合開始
場所:愛知・半田運動公園陸上競技場

男子試合: U22東海選抜 vs 米・メリーランド大学ボルティモア校(UMBC)

U22東海選抜vsUMBCU22東海選抜vsUMBC

スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
U22東海選抜
0
1
2
1
4
UMBC
5
5
1
3
14

U22東海選抜vsUMBCU22東海選抜vsUMBC

得点者

U22東海選抜 UMBC
#7 服部浩光 (2)
#3 Eric Gurnsey (3)
#4 岩崎功一郎 (1)
#39 Matt Latham (3)
#19 清家悟 (1)
#20 Kyle Wimer (2)
-
#9 Alex Hopmann (1)
-
#10 Ryan Smith (1)
-
#21 Peet Poillon (1)
-
#22 Lance Diamond (1)
-
#24 Bobby Stockton (1)
-
#42 Shane Ryznar (1)

U22東海選抜vsUMBCU22東海選抜vsUMBC

個人賞

最優秀選手(MVP)
#3 Eric Gurnsey (UMBC)
優秀選手(VP)
#17 三井拓也 (U22東海選抜)

U22東海選抜vsUMBCU22東海選抜vsUMBC

審判

主審
藤田薫伸
副審
近藤雄亮
大西心尚
CBO
明道直也

 

ゲームレポート

  真夏を思わせる強い日差しの中、第21回ラクロス国際親善試合愛知大会、U22東海選抜(以下、東海選抜)vs米・メリーランド大学ボルティモア校(以下、UMBC)の試合が行われた。
  NCAA1部のチームでは初めての地域地区(名古屋)での親善試合となる今試合、この日のために練習を積んできた東海選抜は、どこまでその力を見せることができるだろうか。

U22東海選抜vsUMBC 第1クォーター開始のフェイスオフを制したのは、東海選抜#8大野卓人選手であった。このまま流れを作っていきたい所だが、パスミスからUMBCボールとなる。開始1分、パスフェイクからディフェンスを崩したボールを、#20カイル・ウィマー選手がゴールに叩き込み、0-1とする。さらにその直後にも、#39マット・ラザム選手が1対1からのパスを受け得点し、0-2。開始早々引き離されてしまい、流れをつかみ取りたい東海選抜は、第1クォーター4分UMBCの選手のホールディングによりエキストラマンオフェンスを得る。絶対に得点が欲しい場面であるが、UMBCの堅固なディフェンスにシュートを決めきることができない。#9池田真司選手がゴール左横からのアンダーシュートを放つも、ゴールをそれる。パスミスからUMBCの攻撃となり、#39マット・ラザム選手のゴール前からのシュート、#3エリック・ガーンジー選手による上からの1対1から背面シュート、#42シェイン・リズナー選手によるゴールパイプ付近からのシュートと、立て続けに得点を重ね、0-5と東海選抜を突き放す。UMBCの猛攻は続き、その多彩な攻撃のバリエーションに翻弄され、東海選抜は苦しい我慢の時間になる。13分にはUMBCのゴーリーの#6ジェレミー・ブレヴィンス選手が自ら走りクリア、シュートを放ち観客をどよめかせた。

 第2クォーターもUMBCの攻勢は続く。#24ボビー・ストックトン選手がディフェンスの隙をついてパスをもらいシュート、#3エリック・ガーンジー選手が東海選抜のゴーリーが飛び出したところにシュートを決め、0-7となる。完全な劣勢だが、東海選抜も少しずつオフェンス時間が増えてきた。#13中村晃朗選手がゴール前でパスをもらいシュートするが、惜しくもゴールを捉えることができない。#10山川達也選手の渾身のシュートも、今試合初めてUMBCのゴールネットを揺らすが、オフサイドによりノーゴールとなってしまう。東海選抜の惜しい場面が続き、気を引き締めなおしたUMBCは、13分から#20カイル・ウィマー選手によるゴール左横の1対1からのシュート、エキストラマンオフェンス中の#10リアン・スミス選手によるゴール右横からのシュート、#9アレックス・ホフマン選手によるゴール右上からのミドルシュートと、得点を重ね、試合は0-10となった。なんとしても得点が欲しい東海選抜は第2クォーター18分、チームタイムアウト直後にエキストラマンオフェンスを得る。#19清家悟選手がゴール前でパスをもらい、鋭いシュートを決め初得点、1-10とする。切望されていた初得点だけに、会場もベンチも大きく沸いた。

U22東海選抜vsUMBCU22東海選抜vsUMBC

U22東海選抜vsUMBC 東海選抜は得点により反撃の狼煙をあげ、奮起した第3クォーター。UMBCの目にも留まらぬ鋭いシュートから、#17三井拓也選手が何度もファインセーブでゴールを守る。必死に守るディフェンス陣に応え、4分に#23堀井達哉選手のシュートフェイクからパスを受けた#7服部浩光選手がゴール前に切り込み得点、待望の追加点を上げ、試合は2-10。流れが徐々に傾いてきたのか、一進一退の攻防から東海選抜に何度もシュートチャンスが訪れるが、UMBCのグラウンドボールの寄りの速さ、ライドのパスカットに勝つことができず、チャンスが得点につながらない。しかし、持ち前の早いパス回しから攻撃を作り直し、ようやくチャンスが実る。14分に#7服部浩光選手がゴール前でボールをもらいアンダーシュートで決めて、3-10とする。東海選抜は、その後のスラッシングによるマンダウンディフェンスも執念で守りきった。さらに得点したいところだが、UMBCも負けじと17分に#21ピート・ポイロン選手が華麗なスティック捌きで得点し、3-11と引き離す。

 最後まで全力で立ち向かい、点差を縮めたい東海選抜だが、第4クォーターはなかなかポゼッションが得られない。チェイスやゴール裏でのグラウンドボールで負けてしまっている。何度もシュートを撃たれ、#39マット・ラザム選手のゴール右上からのシュート、#3エリック・ガーンジー選手の東海選抜のグラウンドボールのミスをついたシュートで得点し、3-13とさらに点差を広げる。東海選抜はボールを持っても、UMBCの激しいプレッシャーにキープすることが難しい。数少ないチャンスの#10山川達也選手のゴール前でのシュートも、ゴーリーにセーブされてしまう。守勢を耐えに耐え、ついに12分、#4岩崎功一郎選手が足の速さを生かした左上からのランニングシュートをUMBCゴールにねじ込み、4-13とし、一矢報いる。得点の流れが欲しかった東海選抜だったが、上からのアンダーシュートにより、#22ランス・ダイアモンド選手に得点を許し、4-14となった。最後は得点して終わりたい東海選抜だが、UMBCに攻撃を許してもらえず、試合終了のホイッスルが鳴ってしまう。試合は4-14でUMBCの勝利となった。

U22東海選抜vsUMBC UMBCは流石NCAAの強豪校だけあって、東海選抜より一枚も二枚も上手であった。特に、グラウンドボールの技術、そしてその観客を魅了するスティックワークには目を見張るものがあった。UMBCヘッドコーチであるドン・ジマーマン氏は、試合後のインタビューで「このような機会を与えてくれてありがとう。Lacrosse makes friendsという言葉はアメリカと日本の架け橋です。私はまたこの地、東海に戻ってきます。」と語った。また、試合前のインタビューでは、「グラウンドボールの技術が大切で、そこからボールをつないで質の良いシュートを放つことが重要だ。」とも語っていた。今試合で本場の海外選手のプレーを間近で見ることができ、東海地区のレベルが大きく上がったのではないだろうか。東海地区のこれからのより一層の発展を期待したい。

 最後に、このようなすばらしい機会を作るにあたり尽力された関係各位の皆様、ならびに運営に携わったスタッフの方々、華麗なプレーを見せてくれたUMBC、東海選抜の選手に感謝いたします。

 

Report:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会・藤綱祐太(名古屋大学)
Photo:日本ラクロス協会東海事務局広報部・八木信行、小幡哲資

 

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