Go To TOP PAGEJapan Club Lacrosse Championships 2009

 第11回ラクロス全日本クラブ選手権大会

日時:2009年10月31日(土) 11:00試合開始
場所:大阪・舞洲運動広場球技場

女子準決勝戦NLC SCHERZO(西日本リーグ戦1位) vs Sibylla(東日本リーグ戦2位)

NLC SCHERZOvsSibyllaNLC SCHERZOvsSibylla

スコア

チーム
前半
後半
TOTAL
NLC SCHERZO
1
0

1

Sibylla
3
5
8

NLC SCHERZOvsSibyllaNLC SCHERZOvsSibylla

得点者

NLC SCHERZO Sibylla
#10 井倉涼子 (1) #4 清野桂子 (2)
- #14 亀岡真美 (2)
- #38 田島理絵 (2)
- #29 渡辺奈緒 (1)
- #51 目黒奈緒美 (1)

*()は得点数

NLC SCHERZOvsSibyllaNLC SCHERZOvsSibylla

ゲームレポート

 前半は、Sibyllaのドローゲットから始まった。始めから両者ともに一歩も引かない攻撃を展開し、ゴールに向かっていた。NLC SCHERZO(以下NLC)のゴーリー#33岩本選手の好セーブが目立っていた。先制点を決めたのはSibylla #4清野選手。ゴール裏からのフィードに合わせ、すばやいシュートを決めた。その後、Sibyllaキャプテン #10大上選手にイエローカードが出た後、NLC #10井倉選手が右側からの勢いのある1対1で同点にした。流れがNLC に代わるかと思われたが、Sibyllaは、NLCのゾーンディフェンスを崩す速攻や1対1により、前半終了2分前には連続2点を入れ、Sibyllaペースで終了。3-1で後半戦へ。

NLC SCHERZOvsSibyllaNLC SCHERZOvsSibylla

 後半開始33秒でSibyllaがフリーシュートにより先制点を決め、Sibyllaペースで後半は開始された。NLCは得意な速攻が決まらず、遅行に持ち込み、長い間攻撃を行ったが、Sibyllaのゾーンにはまり、中まで攻めきれずにいた。シュートを撃つものの、シュートの確実性を欠き得点ならなかった。それとは対象的に、Sibyllaはゾーンの外から#38田島選手の左からの角度のないシュートが決まり、そこからSibyllaペースになって行った。NLCはタイムアウトを取り、クリアーの運び方をロングに変更するなど流れを代えようとしたが、Sibyllaの堅いディフェンスに阻まれていた。着実に得点を重ねていたSibyllaは、後半終了時には5点を得点し、終わってみれば8-1で終了。

NLC SCHERZOvsSibyllaNLC SCHERZOvsSibylla

 予想外に大差のついた試合に終わった。NLCは得点を重ねられず、最後までペースがつかめなかった。両者共に個人技が光り、見ごたえのある試合であった。最終的にはミスの少なかったSibyllaの勝利となった。点差は開いたが、最高峰の試合として観客を魅了した。

NLC SCHERZOvsSibyllaNLC SCHERZOvsSibylla

 

Report:西野和美(FORZAラクロスクラブ所属)
Photo:日本ラクロス協会広報部ラクロスマガジン編集部・谷川由紀子
Photo:日本ラクロス協会事務局強化本部・山本昌宏
 

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