Go To TOP PAGEJapan Club Lacrosse Championships 2009

 第11回ラクロス全日本クラブ選手権大会

日時:2009年10月31日(土) 13:30試合開始
場所:大阪・舞洲運動広場球技場

男子準決勝戦HELP(西日本リーグ戦1位) vs FALCONS(東日本リーグ戦チャンピオンリーグ2位)

HELPvsFALCONSHELPvsFALCONS

スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
HELP
1
1
0
0

2

FALCONS
3
1
4
7
15

HELPvsFALCONSHELPvsFALCONS

得点者

HELP FALCONS
#7 魚谷一成 (1) #9 継渉 (6)
#35 一ノ瀬泰治 (1) #12 岡部光人 (2)
- #14 野口哲男 (2)
- #23 丸山伸也 (2)
- #24 土屋陽裕 (2)
- #43 畠山昂太 (1)

*()は得点数

ゲームレポート

 2009年10月31日、第11回ラクロス全日本クラブ選手権準決勝。西日本の覇者HELP対東日本チャンピオンリーグ2位のFALCONS(以下FAL)が大阪会場の舞洲運動広場球技場にて行われた。
悲願の全日本選手権出場を狙うHELPと、全日本選手権連覇を狙うFAL。

HELPvsFALCONS 第1クォーター、フェイスオフからFAL#9継が先制弾。巻き返すべくHELPオフェンス陣が攻勢掛けるも、得点には至らず。双方イージーミスによるターンオーバーが目立つ。その後、HELP#7魚谷がゴール左横から切り込み、そのまま同点弾。一気に畳掛けたい所だが、直後FAL#43畠山が得点。さらにFALが厳しいライドをかけ、ボールを奪い、#43畠山から#9継につなぎ得点。このクォーターは、FAL2点リードの3-1で終了。

 第2クォーター、序盤FALのファールから、HELPはエキストラのチャンスを掴むもゴールならず。逆に、ターンオーバーからFAL#23丸山のアシストで#24土屋がゴール。その後、FALが速いパス回しから猛攻を掛けるも、HELPゴーリー#8伊藤がファインセーブ連発。ピンチを救う。そして、HELPは#35一ノ瀬がゴール裏からのフィードを一瞬のクイックプレーでゴール。反撃の狼煙をあげる。以降、両チーム譲らず、FAリードの4-2で前半終了。

 後半もクロスゲームが予想された。

 しかし、第3クォーター以降、ゲームの流れは一気に加速する。序盤こそ両チームブレイクやスクランブル状態から攻めるも、ゴーリーセーブで均衡続くも、FAL#12岡部がカットからの豪快なランニングショットで得点。そして、ターンオーバーの応酬からFAL#14野口が追加点。得点後のバック転・バック宙のパフォーマンスも含め、会場のどよめきを誘う。HELPもエキストラからの得点を狙うが、逆にFALがクリアー後、#23丸山(伸)がゴール前で得点。さらに激しいライドから速攻へつなぎ、#24土屋がゴール。FALの一気攻勢で、このクォーター終了時は、8-2のスコアとなった。

 ラスト第4クォーター。HELP攻勢もまたもやゴールには至らず、FAL#9継のゴール。一時、両チームのクリアーミスから膠着するも、FALが落ち着きを取り戻し、セットオフェンスからパスを繋ぎ、#23丸山(伸)のゴール。さらに、ゴーリーがグランドボールスクープからオーバーラップし、#9継へ繋ぎ得点。続いてフェイスオフから繋ぎ、#14野口がゴール。そして、ゴーリーセーブ後のこぼれ玉を#9継が見逃さず得点。一気に得点差を広げる。HELPも詰めに掛かるも流れは変わらず、#12岡部が後ろからスラッシングを受け体勢を崩すも、倒れながらのビハインドシュートでゴール。時間もなくなり、HELP陣がさらに詰めるも、FALが落ち着いてさばき、#9継がゴール。

HELPvsFALCONSHELPvsFALCONS

 スコア15-2、FALの大勝でゲームは終了。前半はクロスゲームであったが、後半はFALの一方的な攻勢になった。試合途中のアナウンスで関西ラクロスクラブの惜敗ニュースも入り、今年も西日本勢の全日本選手権出場は阻まれた。

 

Report:田口健一(大阪ラクロスクラブ所属)
Photo:日本ラクロス協会広報部ラクロスマガジン編集部・谷川由紀子
Photo:日本ラクロス協会事務局強化本部・山本昌宏
 

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