多くの東海地区の観客の声援が飛び交う中、東海地区を代表するU22東海選抜(以下東海選抜)と速いパス回しと個人技で魅せるFALCONS(以下FAL)の試合が行われた。
第1クォーターは、FALがフェイスオフをとり試合が始まる。まもなくFAL#2早船が上からの1対1でシュートを決める。東海選抜は#7服部らが激しいライドをするも、5分、FAL#47荻原にゴール左上からシュートを決められる。6分、スラッシングによりFALのマンダウンディフェンスが始まるが、東海選抜は攻め切ることができず、逆にFALにゴールを脅かされる。その後も、FALが攻め続け、#1丸山光、#19吉岡が得点。終盤は東海選抜ペースで試合が進むが、ゴールを奪えず第1クォーターは終わる。
第2クォーターが始まると、東海選抜#17今川がゴール右上の1対1からロール後にシュートを撃ち、東海選抜の1点目を飾る。その後しばらく攻守の切り替えの激しい展開が続く。7分、東海選抜#51梅澤が1対1からシュートを決めるが、素早いクリアーからFAL#1丸山光が得点。東海選抜は何度も攻撃チャンスをつかむが、FALのG#0植田の好セーブにより点を奪えない中、16分、東海選抜#7服部がエキストラマンオフェンスでシュートを決める。その後両チーム得点が入らず、前半を3-5のFALリードで終えた。
第3クォーター序盤はFALが猛攻を見せる。4分、クリアー後の素早い攻めからFAL#5長谷川がシュートを決め、さらに5分、ビハインドパスを受けた#24土屋が鮮やかに得点。中盤は東海選抜も負けじと意地を見せ、#7服部がミドルシュートを決める。さらに、東海選抜#16木村によるパスカットから#55堀がロングスティックによるシュートを決める。しかし、その後はFALの猛攻が再開し、#3佐保田がアンダーシュートを決め、#23丸山伸が巧みなボールキープとパスフェイクから得点。16分、スラッシングにより東海選抜は2マンダウンの危機を迎えるが、G#2小林の好セーブによりゴールが守られ、そのまま第3クォーターが終わる。
第4クォーターに入ってもFALの激しい攻めは止まらない。東海選抜がマンダウンディフェンスとなると、FAL#14高岡が左上からのシュートを決める。また12分、右上からFAL#5長谷川がミドルシュートを決める。しかし東海選抜も、左上の1対1から#1水谷がシュートを決め、反撃。試合終了間際、右上から東海選抜#41鈴木がシュートを放つも惜しくも枠に入らず、試合終了のホイッスルが鳴った。
 
全体を通して試合は、両チームの早い切り替えによるスピード感あふれる試合となった。結果的には、FALCONSの速さとパスの正確さが勝り、それがFALCONSに勝利をもたらした。 |