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第17回東海学生ラクロスリーグ戦・男子決勝

日本福祉大学 vs 名城大学

日時:2008年11月15日(土) 12:40試合開始
場所:名古屋・ 瑞穂運動公園北陸上競技場

日本福祉大学vs名城大学日本福祉大学vs名城大学

スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
日本福祉大学
0
2
3
2
7
名城大学
0
3
1
1
5

得点者

日本福祉大学 名城大学
#5 山川達也 (2) #7 服部浩光 (3)
#21加藤弘晃 (2) #10 春田真秀(2)
#51酒井啓 (2) -
#28 梅澤徹 (1) -

*()は得点数

審判

主審
吉田卓人
副審
八木信行
富山亮太
CBO
二本松太郎
BM
明道直也

ゲームレポート

日本福祉大学vs名城大学 11月15日(土)、第17回東海学生リーグ戦男子決勝戦が、瑞穂運動場北陸上競技場にて行われた。対戦カードは日本福祉大学(以下、日福)対名城大学(以下、名城)と、昨年と同じ顔合わせになった。3連覇のかかる名城と、ここ数年、常に優勝争いに絡むも優勝を逃してきた日福。どんよりとした雲が空にかかる中、試合が開始された。

 第1クォーターは接戦となった。早い展開で戦う名城は、パスをつなぐと一気にゴールへと向かい、次々にシュートを撃つ。しかし、日福ディフェンス陣がゴールを守り、得点を許さない。その中でも、日福のゴーリー#2小林がシュートを次々に止め歓声が沸く。対する名城ディフェンス陣も負けていない。名城ディフェンスは強いプレッシャーで日福オフェンスのボールを落とし、得点チャンスを奪う。特に名城ディフェンス#87木村の激しいチェックは、日福に圧力をかけた。そのまま両チーム得点をあげられず、0-0で第1クォーターは終了した。

 均衡は第2クォーターに破られた。エキストラマンオフェンスのチャンスを得た名城は、#10春田がパスフェイクからの1対1でシュートを決める。初得点に歓声が沸いた。続いて、#7服部がゴール裏からのパスをうけシュートを決める。クォーター開始2分での名城の2得点に、会場ではどよめきの声があがる。すると、日福#5山川が高い位置からの速いミドルシュートを決め、悪い流れを止める。さらに速いクリアーからパスをうけて、日福#5山川がボールをゴールに押し込むが、インクリースにより得点は無効となる。日福が流れを掴みきれない中、名城#7服部がパスをうけ、中に切り込んでシュートを決める。クォーター終了間際には、日福#28梅澤が、味方のシュートのこぼれ球をゴール前で拾ってシュートを決め、3-2と1点差で名城がリードした状態で、第2クォーターが終わる。

 第3クォーターもまた接戦となった。両チームともハーフタイムに行われたクロスチェックに引っ掛かり、9対9で試合が再開される。エキストラマンオフェンスのチャンスから日福#5山川が得点し、日福が同点に追いつく。すると、ゴール前での絶妙なキープから、名城#7服部がこの日3得点目をあげて日福を突き放す。しかし、日福#28梅澤の速いクリアーをうけ、#21加藤が得点して再度同点に追いつき、さらに日福#51酒井がパスフェイクからシュートを決めて、ついに日福が逆転する。

日本福祉大学vs名城大学 5-4で日福リード。どちらが勝つかまだ分からない第4クォーター開始間もなく、エキストラマンオフェンスのチャンスから、名城#10春田が得点してまた同点となる。すると、日福#51酒井がゴール横の角度のないところからシュートを決める。さらに、日福#21加藤がパスをうけて中に切れ込みむとシュートを決めた。この得点により、ついに点差が2点差となり、名城を追い詰める。その後、名城はエキストラマンオフェンスのチャンスを得るも、得点に結びつかない。第4クォーター終了間際、名城は日福#6清家のクロスチェックを要求。無情にもクロスは合法なものであったため、名城がマンダウンディフェンスの状態になると、互いに追加点をあげることなく試合終了の笛が鳴った。

 両チームともに白熱し、どちらもファールの多い試合となった。そのような中で、エキストラマンオフェンスでの得点力、またマンダウンディフェンスでの守備力が試合を、決定づける鍵となった。日福G#2小林が最後までゴールを守りきり、さらに安定した日福の攻撃が勝利をもたらした。

 

Report: 江部毅(岐阜大学)
Photo: 山田ひとみ(中京大学)

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