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  トライアルゲーム関西遠征(vs関西選抜)
日時
2006年5月5日(祝・金)
会場
大阪・鶴見緑地球技場


ゲームレポート

 素晴らしい晴天に恵まれた今日、ラクロストライアルゲーム2006女子は、U21日本代表(以下、U-21)対、関西選抜(以下、関西)の戦いとなった。U-21は”世界に通用する”を目標に活動しており、選手個々の技術を高めることはもちろん、チームとしても新しい戦術「ゾーンオフェンス」にも取り組んでいるところが見所である。一方、関西は次期のU-21を狙う、関西地区を代表する選手21名によるチームである。

  始めドローを制したのは関西。開始すぐのU-21#1山田のファールにより、関西#10井倉からのボールでシュートを放つが惜しくもはずれる。U-21にもフリーシュートのチャンスが回ってくるがセーブされる。その後も互いに攻め合うがシュートが決まらない。そんな中、前半7分半で関西#14後路が先制点を決め、ゲームに動きが出始めた。2分後にはU-21#17木下のシュートが決まり同点に並ぶ。しかし、関西が着々と点を入れ前半17分で5-1と差を開く。その後も関西の勢いは止まることなく、幾度もシュートを放つが加点することはできない。点差を詰めたいU-21もゴールを目指すが、関西#1平井の見事なセーブによりネットを揺らすことはできなかった。そのまま5-1と関西がリードする形で前半が終了した。

  前半で点差を縮めることができなかったU-21は、後半の早いうちに点を重ねたいところであるが、両チームともパスが乱れることが多くなり、なかなか点へと繋げることができない。それにより、焦る気持ちが高ぶるのか両チームともファウルの回数が増え、審判より両チームにグリーンカードが出された。スローから再開しゲームを展開させていきたいところだが、果敢に攻める関西のシュートがなかなか決まらない。しかしその流れを変えたのは、後半19分関西#6大皿のシュートである。続く#20矢野の華麗なステップでDFを交わしてのシュートは、大いに会場を盛り上げた。残り2分となり関西の勝利が見えてきたが、U-21も最後までゴールへの執着心を見せ、#2竹内がこの試合最後の得点となる1点を決めた。そして、7-2で試合終了を迎えた。

  前日の男子の試合でU-21が大差を開き勝利したことにより、女子の試合でもU-21の勝利を予期していたが、その推測は大いにはずれ、貪欲に勝利を狙うと宣言した関西が大差で勝利する形になった。しかし、両チームとも素晴らしいプレイを何度も見せてくれ、会場に来ていた観客を魅了する大変見ごたえのある試合であった。



Photo:日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会メディア班・京田有加 郭杏奈
Photo: 日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会パンステ班・龍野智子
Photo:日本ラクロス協会西日本支部次長・中山崇

Text: 日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会メディア班・郭杏奈 堤鮎子 津田詩子 小川阿育香 京田有加

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