Go To TOP PAGEJapan Lacrosse National Championships 2006

 第17回ラクロス全日本選手権大会

日時:2006年12月10日(日) 13:30試合開始
場所:大阪・鶴見緑地球技場

男子準決勝戦京都大学(関西学生リーグ1位) vs VALENTIA(クラブチームリーグ1位

ゲームレポート

 後半に入り何とか食い下がりたい京大。しかしVALEは相変わらず攻めの手を止めない。京大はシュートまで行くものの焦りがあるのか無理に打たされている様に見えた。そこを逃さずVALEの#10村松が個人技でショットを決める。さらに#36長江が強引な攻めで点を追加する。京大は3Q中盤にVALEディフェンスのファウルによりエキストラマンオフェンスを獲得。その少ないチャンスを得点に結びつけた。そのまま勢いに乗りたい京大は立て続けに#11池田がゴールを決める。しかし焦りがある京大はファウルを繰り返しVALEにチャンスを与えてしまう。前半の様に取られるだけで終わらない京大はすかさず取り返す。3Q終えて15-5。

  序盤からのVALEの激しい猛攻が響く4Q、少しずつ点を重ねる京大、ここは一気に盛り返したい。何度も攻められるが、ディフェンスやゴーリーのセーブで粘る京大。クリアでチャンスを得ると京大#11池田がシュートを決める。その後#51清水が得点を重ねる。しかしVALEも得意のパス回しで5分に#26長田が、続いて#89平野がミドルシュートで得点を決めた。途中京大側の選手が足をつるなどのアクシデントもあったが、それでもゴールネットが揺らされることはない。堅い守りで長時間スコアは動かなかったが、残り4分VALE#8島袋、京大#11池田がそれぞれ得点を挙げた。ノータイムになりVALE#1相澤から#89平野へのフィードにより1点が決まり、19-8でVALEが勝利を収めた。

  寒さ厳しい天候の中、両チーム共に白熱した試合だった。勝利したVALEは一週間後に決勝が控えている。このままの勢いで優勝することを期待している。

Report: 日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会メディア班・
向井正樹(帝塚山大学)/小塚羽備(大阪経済大学)/上田一人(流通科学大学)/坂口温(追手門学院大学)
Photo:日本ラクロス協会広報部次長・中山崇

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