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第17回関西学生ラクロスリーグ戦・女子開幕戦

同志社大学(昨年度1部リーグ3位) vs 大阪国際大学(昨年度1部リーグ4位)

日時:2006年8月20日(日) 12:00試合開始
場所:大阪・長居球技場

女子開幕戦女子開幕戦

ゲームレポート
 8月20日(日) 大阪・長居球技場で第17回関西学生ラクロスリーグ戦の開会式が行われた。

その直後の試合。湿気を含んだ夏の日差しが降り注ぐ正午に、同志社大学(以下、同志社)対大阪国際大学(以下、大国)の試合が行われた。
両チームとも去年果たすことができなかった「全日本選手権出場」を一つの目標に、大事なリーグ初戦に挑む。

女子開幕戦 前半、ドローからのルーズボールを大国が制し、パスを回して攻撃のタイミングを見計らっている中、#47森本にフリーシュートのチャンスが巡ってくる。それを確実に決め先取点を取った。しかし、同志社も負けじと#10浅井が裏からのパワフルなジャンプシュートが決まり、ゲームはすぐに振り出しに戻る。
その後、両チームとも2点目を取り、均衡は保たれる。そのバランスを崩し始めたのは同志社である。3点目を決めてから波に乗り始めた同志社は、フリーをいかしたプレイでシュートを3本決め、6-2と大国に差をつける。

暑さのせいもあるのか、大国はパスミスも目立ち始め、激しいプレイの末、倒れて起き上がられなくなる選手も見受けられた。6-2のまま、前半は終了する。


 後半が始まってからも同志社の勢いある攻撃は止まらず、#22青木と#23園山が続けてのクイックシュートが大国ゴーリーを怯ませる。
なんとか差を縮めていきたい大国は、何度かフリーシュートのチャンスを掴むが得点へと繋げることができない。しかし、大国#35武藤が華麗なインターセプトでボールを奪い、リストレイニングラインからスピードに乗った1対1で貴重な1点を奪い返した。この得点を機に大国も波に乗り一気に3点を返し、同志社との点差を2点にまで縮めた。

女子開幕戦残り時間は10分、追いつかれることなく突き放したい同志社とさらに差を縮めたい大国との勝負が続く。ようやく波に乗り始め逆転を狙う大国に会場も盛り上がりを見せる。

ウォーターブレイクタイムアウトが後半には2度もとられる程に気温上昇が進む中、さすがに両チーム共に大事なところでのミスが出始める。その最後を繋ぐことができた同志社が2点をとり、ゲームに勝負が見え始める。
しかし残り1分、最後まで諦めずに大国#1山本のフリーシュートで10-7と点差は3点に抑えた。そこで試合終了のホイッスルが鳴り響いた。


 両チームに波が訪れるゲームで、自分たちでゲームの波を作っていくことの大切さを教えてくれるような試合であった。これから多くの試合が行われていく中で、自分たちで波を作り勝利へと導けるチームが増えていけばと思う。


(Photo:日本ラクロス協会広報部 中山崇)
(Report:日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会メディア班
京田有加・一井宏美・津田詩子・堤鮎子・郭杏奈)


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