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日時:2005年12月18日(日) 11:00試合開始
場所:東京・江戸川区陸上競技場

第16回ラクロス全日本選手権大会・女子決勝
CHEL(クラブ2位) vs 武庫川女子大学(関西学生1位)


 


ゲームレポート

後半開始早々CHELがドローを取り、速いパス回しにより#22原絵理子選手が得点する。
CHELが攻め続け、まさかのゴーリーのフリースペーストゥゴールの侵害を誘う。誰もが絶対に決まると思った、ゴーリーがいない状況でのフリーシュートだったが、武庫女の決死のDFでゴールを阻み、失点を防いだ。このプレーには観客はこの試合一番の歓声をあげた。




そのまま勢いに乗った武庫女は、ゴール裏からの#32盛林侑子選手からの絶妙なフィードが#35和田亜紀子選手に通り、得点する。
しかし、CHELも負けずに裏からのフィードから#4岩崎千春選手が決める。




その1分後、今度は武庫女#72松浦梨絵選手が執念の1対1を決め、またしても同点となる。
両者の点の取り合いが続く中、抜け出したのはCHELだった。その後の5分間で#17栗橋亜紀子選手、#4岩崎千春選手、#22坂元英恵選手の2得点により4点差とする。

しかし、諦めないプレーで攻めつづける武庫女はエースの#35和田亜紀子選手がサウスポーを活かした得意の左下からの1対1を決め、喰らいつく。




しかしCHELは社会人チームの意地を見せ、最後まで攻め続け、試合終了1分前にも#17栗橋亜紀子選手が得点し、そのまま試合終了となる。

10-6でCHELの悲願の初優勝となった。

 
ここ数年の決勝戦はクラブチームの対戦ばかりであったが、今年は決勝戦に武庫女が残るなど、学生の活躍が光った。学生チームとクラブチームの実力差が薄まって来たことを感じさせられた。

来年の決勝戦への切符は誰が手にするのか。
果たして経験のあるクラブチームか、勢いのある学生チームなのか。
更なる熱戦に期待したい。




   
*写真をクリックするとより鮮明な画像で御覧になれます。

(Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・小城崇史)
(Report:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・伊藤仁美
中原衣里加・早坂薫)

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