Go To TOPPAGEJapan Lacrosse National Championships 2004



第15回ラクロス全日本選手権大会

第15回ラクロス全日本選手権 女子1回戦

日本体育大学(関東学生2位) vs WISTERIA(クラブ選手権2位)



日程 2004年12月11日
会場 江戸川区臨海球技場
開始時間 11:00
−■試合結果−  
チーム 前半 後半 延長 TOTAL
日本体育大学
WISTERIA


−■得点者−
日本体育大学 WISTERIA
#21 AT 石綿 奈生美(3) #9 MF 川辺 美穂子(3)
#15 MF 松井 理沙(2) #39 MF 小林 絹枝(3)
#93 AT 横山 さくら(1) #73 AT 大井 美織(1)





−■ゲームレポート−
12月というのに日差しが強く、暖かい今日この日、第15回ラクロス全日本選手権大会女子第1試合、
日本体育大学(以下、日体)とWISTERIAの試合が始まった。
 



前半開始のドローで、最初にボールを取ったのはWISTERIAだった。
このままWISTERIAがボールをキープすると思われたが、日体#21の石綿奈生美選手が
うまくチェックをし、そのままゴール前までボールを運ぶ。

WISTERIAはこれを止めようとするが、フリースペーストゥーゴールの侵害(以下、フリスペ)の
ファールを取られてしまう。
日体#21の石綿奈生美選手は落ち着いてフリーシュートを決め、早々と最初の1点目を決めた。
WISTERIAも負けてはいられないと、両チーム交互の攻めが続くが、うまくパスが回らず、
激しいダウンボール争いになる。


 この中、点数を動かしたのはWISTERIAだった。
 
 日体のデンジャラスチェックにより、WISTERIAは
 うまくパスをまわし、WISTERIA#39の小林絹枝選手が
 うまくゴール前に入り込んでシュートを決めた。

 しかし、同点に追いつかれた日体はすぐに差をつける。
 WISTERIAのオフサイドから日体#77の澤田彩選手のパ
 スで、日体#21の石綿奈生美選手が今試合2得点目を
 決めた。




ここで流れに乗ったのか、日体の攻めが続き、日体#93横山さくら選手もシュートを決める。

WISTERIAのタイムアウト後、両チーム共にまた攻め合いが続き、両チームシュートを打つものの、
ゴーリーの好セーブにもより、なかなか決まらない。

しかし、この中、WISTERIAが点を動かした。



 ゴール裏からのスムーズなパス回しから、WISTERIA#9の
 川辺美穂子選手がゴール前にうまく入り込んでシュートを
 決めた。

 3対2と追いついてきたWISTERIAだったが、日体の勢いは
 止まらなかった。
 WISTERIAのファールから、日体#15松井理紗選手がフリー
 シュートを決め、また、最後に日体#66の泉水喜織選手がゴ
 ール裏から回り込んでシュートを決めた。

 しかし、惜しくも時間が来てしまい、ノーゴールとなってしまっ
 たが、前半は日体押しで終わった。
 


後半開始早々、日体#15の松井理紗選手がドローからのダウンボールをうまく取り、点を決め、
またすぐに日体#21の石綿奈生美選手がドローからのパスで点を決めた。
後半も日体攻めで試合は動いた。

一方、WISTERIAは日体の勢いを止めようとはするが、続けてオフサイドやフリスペなどの
ファールを取ってしまう。
しかし、WISTERIAのゴーリーがチームを助ける。次々と好セーブを見せ、日体に点を入れさせない。



 これで流れが変わったのか、日体のデンジャラスチェックの
 ファールにより、WISTERIA#73の大井香織選手がフリーシュー
 トを決める。
 また、日体のオフサイドやパスミスなどから、WISTERIAは
 攻めをつかんだ。
 
 そしてWISTERIA#39の小林絹枝選手が点を決める。

 ここから両チームの激しい攻め合いが続くが、パスミスも見ら
 れダウンボールが多くなる。



しかし、この中、点を動かしたのはWISTERIAだった。
WISTERIA#9の川辺美穂子選手がパスをもらい、シュートを決める。

追いつかれてきた日体の焦りからか、日体はトゥーアーリーを繰り返してしまい、
グリーンカードが出されてしまう。

 完全に流れをつかんだWISTERIAは残り1分にも関わらず、WISTERIA#39の小林絹枝選手が気合で
シュートを決め、見事同点に追いつかせ、後半は終了した。


このまま試合の決着はサドンビクトリーに持ち越されることとなった。
勝者を決める6分間のサドンビクトリーが始まった。

両チームは焦りからか、激しいダウンボールの取り合いが見られた。



日体はファールを重ね、WISTERIAはシュートチャンスをつかむが、日体のゴーリーが好セーブを見せる。
そして、日体もWISTERIAのフリスペなどからシュートを打つが、これもまた、WISTERIAのゴーリーが
好セーブを見せる。

両チーム譲らない試合展開で、なかなか決着がつかないと思われたが、日体がファールをしてしまい、
WISTERIAにチャンスが訪れる。
WISTERIA#9川辺美穂子選手がパスをもらい、走りこんで見事勝利のシュートを決め、
女子第1試合は幕を閉じた。


攻め続けた日体に対し、WISTERIAが粘りを見せてつかんだ勝利だった。
                     






                                           

                        
                 Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・河原沙綾香
                Photo:日本ラクロス協会国際部・鹿内映里
   

                




                                      戻る