Go To TOP PAGEInternational Lacrosse Friendship Games 2004

 第16回ラクロス国際親善試合

  大会レポート

日時:2004年6月6日(日) 10:30試合開始 (20分 x 前後半)
場所:東京・江戸川区陸上競技場

女子:米・西海岸大学選抜 vs 日本代表

<ゲームレポート>

US WEST vs 日本代表US WEST vs 日本代表

  六月の降りしきる雨の中、午前10:30江戸川区陸上競技場にて、女子日本代表 vs 米・西海岸大学選抜(以下、USA WEST)の試合が始まった。

 前半開始10秒、日本代表#6長岡良江選手がドローからの速攻を決め、1-0日本先制。しかしその直後、
USA WEST #13Ashley Kiersted選手に強引に決められ、1-1の同点となる。その後、USA WESTが果敢にゴールを狙う中、日本代表は粘り強い守備を見せる。そして、前半9分、USA WEST #13Ashley Kiersted選手にゴール裏からの1対1で決められ、1-2でUSA WESTリード。さらに日本がクリアミスから再び#13Ashley Kiersted選手に決められ、1-3。
  日本は速いパスの繋ぎで何度もゴールを狙うが得点出来ず。そしてついに、前半終了1分前、日本の速いパス
の繋ぎから、日本代表#10徳永志帆選手がシュートを決め、2-3で前半が終了した。

 後半も速攻で果敢にゴールを狙い続ける日本代表。そして後半開始6分、日本代表#5飯塚佳代選手が1対1から
シュートを決め、3-3の同点に追いつく。少しでもクロスが身体から離れていると、強烈なチェックを打ってくるUSA WEST。それに対して、この時間帯には日本のファールが目立つようになる。試合はさらに白熱していく中、再び日本の速攻から日本代表#3上井華奈選手がシュートを決め、4-3日本はついに逆転した。
  しかしその後、日本のクリアミスから、本大会MVPの#10Mary Elizabeth Noel選手にシュートを決められ、再び4-4
の同点となる。さらに日本は、#13Ashley Kiersted選手にこの試合4得点目となるゴールを決められ、再びUSA WESTに逆転を許す。
  そして試合時間残り2分、日本代表#10徳永志帆選手の強烈な左のシュートにより、5-5と同点に追いついた。あと1点がどうしても欲しい日本は、残り30秒で執念の攻撃を見せるが、そのまま試合は終了。
  女子日本代表 vs USA WESTの国際親善マッチは5-5の同点に終わった。

US WEST vs 日本代表US WEST vs 日本代表

 試合終了後、USA WESTのヘッドコーチBrandon Badgeley氏は「接戦は予想していなかった。とてもいい試合だった。日本は世界でもトップレベルで戦える力を持っていると感じた。」、本大会のMVP#10Mary Elizabeth Noel選手は「悪天候の中での試合だったけれど、とても楽しかった。日本の攻撃はとてもアグレッシブだった。」と語った。
  日本代表の高田静江ヘッドコーチは「アメリカの”楽しみながらラクロスをするところ”を見習いたい。日本代表のレベルを上げると言うよりは、日本全体のラクロスのレベルを上げていきたい。」と語り、「2005年の世界大会では4位以上を目指します。」と意気込みをみせた。

US WEST vs 日本代表


*写真をクリックするとより鮮明な画像で御覧になれます。

(Report:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・丸山雅代、三浦朝)
(Photo:広報部「.Relax」編集部・小城崇史)

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