Go To TOP PAGEInternational Lacrosse Friendship Games 2004

 第16回ラクロス国際親善試合

  リエゾン・レポート

*「リエゾン(liaison)」とは、”来日するチームに帯同し、チームの連絡窓口及びお世話をするスタッフ”のことです。
  本レポートは、リエゾンからの日次報告から抜粋したものです。
  外からは見えない来日チームの様子が垣間見れます。
 
US West女子 2004年6月7日(月)
                         Report by 日本ラクロス協会国際部・森部高史

 昨日の国際親善試合を終え、休む間もなく試合。しかも昨日からの雨もそのまま。来日してから息をつく暇もないほど動き回っている彼女達。しかしながらゲームとなると話は別。今日もまた、はりきっておりました。

 でも体は正直。元々は通常通りの試合時間でゲームを組んでいたけれど、大会運営側の配慮により20分1本、15分2本の計50分のみの試合時間に変更したところ、喜んでいました。
  疲れ、雨と条件は決して良くはなく、動きも鈍い。しかしながら試合展開は、常にUS WESTが優位。日本チームは一瞬のスピードに勝る選手が多いけれども、WESTは細かいパスを上手く回していたように思います。それぞれの選手のスピードはそれほどないのですが、かならずパスを出した後にゴールに向かう1-2パスや、ダブルチームを誘って引き付けてのパス、と基本的な動きをきちんとやってチャンスを作り、それをものにしていたという感じです。

 試合途中、雨はさらに強くなり、打ちつけるような雨が降ってきたので、試合は一時中断。5分ほど待ってもなかなか止まないので、続行か中止か検討していたところ、既に会場入りしていたUS WEST男子から「試合中断したりはしないよね?」との質問。さらには、ロッカールームに退避したUS WESTの選手達が続々とフィールドに登場。「続きをやりましょう!」、その一言で続行決定。さらには、第2試合と第3試合との間に10分間の休憩を設けていたところ、「まだやらないの?5分もあれば十分よ。」と言って、第3試合を行なうといった場面もありました。

 「疲れ+雨」にもかかわらず、嫌な顔ひとつ見せない彼女達。ラクロスが本当に好きなようです。

 選手達に怪我は特には無いのですが、打ち身・靴擦れが多くなってきているようでした。

 その後、選手達はホストに付き添われ、すぐに帰宅する者、男子選手の試合を観る者と分かれておりました。

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