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World Lacrosse 2003
女子U19日本代表インサイドレポート・2003年7月5日


2003年7月5
日(金):

彼女達は期待通りだった。

日本は17対7でウェールズを下し5位が確定した。

予選を含めた対戦成績のスコアだけを見れば、全くの第三者なら5位は当然と思われるかもしれない。

しかし、その5位を確実に掌握することがどれほど困難なことか、
我々は過去の世界大会を通し嫌というほど学んできた。

一度予選で勝っているウェールズが相手と言えども、
この一戦は未踏の領域で戦う覚悟は決めていた。

ゲームのカギを握る緒は活動当初から、チームの武器として磨きをかけ、
予選でのウェールズ戦では温存したセットアップディフェンスだった 。

そして、そのセットアップディフェンスはゲーム序盤から功を奏し、
最も重要なゲームにおいて
日本の真面目である「予測が生み出す速く早いラクロス」が如何なく発揮され、
理想的な戦いに持ちこみ、完勝した。

各国の威信を賭けた戦いも今日で終わった。

7カ国中5位。本大会で掲げた目標は達成された。
そして、今大会を通し、我々はひとつの歴史を塗り替えた。
もう、スコットランドやウェールズと勝ったり負けたりする時代ではない。
これからはイングランドやカナダがターゲットだ。
そう言い切れるのが、今大会での一番の収穫ではないかと思う。

最後に、今回のU19日本代表活動を通し、我々の活動を支えて頂き、
いつも応援して頂いた全ての皆様に心より感謝致します。

また、本大会中におきましても、多数のファンメールやビデオメッセージなど、
本当に励まされました。 本当にありがとうございました。



★今日の一等星


#2 長岡 美陽 (アタック)


重要な一戦で持ち前のクレバーな判断と視野の広さを如何なく発揮し5ゴール、4アシストと日本の勝利に貢献した。

選手が宿泊しているミーティングルームに 張り出されている ファンメール

                                       (レポート:2003年女子U19日本代表ゼネラルマネージャー・寺本香)

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