• トップ
  • 第8回全日本大学選手権大会・激闘プレイバック「第2回大会(2010年)」

第8回全日本大学選手権大会・激闘プレイバック「第2回大会(2010年)」

2016/11/06

 第2回大会では、初めて関西地区会場でも試合を開催した。出場したのは、4地区予選も含め、以下の14チーム。男女とも、前年の優勝・準優勝チームが出場できないという戦国の様相を呈した大会となった。

 [男子]早稲田大学、京都大学、名城大学、北海道大学、新潟大学、岡山大学、西南学院大学
 [女子]日本体育大学、同志社大学、南山大学、北海学園大学、東北大学、川崎医療福祉大学、西南学院大学

第2回大会1第2回大会2

 *『第2回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら

   
 【激闘プレイバック・男子】 準決勝戦/京都大学 対 名城大学
 第2回大会にして、初めて関西地区でも開催することとなった準決勝戦の会場は、大阪府(大阪市)・長居第2陸上競技場(現・ヤンマーフィールド長居)。この大会から3大会連続で本戦出場を果たす京都大学にとって、大学選手権での初舞台となった。

男子準決勝戦1男子準決勝戦2

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
京都大学
6
4 6
4
20
名城大学
1
1 0
0
2
 1Qの半ばまで膠着した立ち上がりだったが、京都大学(以下、京大)は先制点を上げると、一気に流れを掴み得点を重ねていった。名城大学(以下、名城)は2Qに入って流れを掴みかけるも、京大はゴーリー#20・樋口雄太選手がファインセーブを見せて流れを渡さず、攻めては#28村井彰弘選手が追加点を決め、点差を広げていった。

 ハーフタイムを挟んでも京大の勢いは止まらない。3Qには、村井選手の3得点を始めとして、迅速なパス回しから得点を積み重ねていく。名城も、京大の激しいシュートの嵐を体で止めにいき、必死についていき、クリアからゴールを狙っていくが、京大の厚いディフェンスに阻まれ後半は得点を奪えない。最終的にスコアは20-2となり、京都大学は、関西地区で初開催となったこの試合を、地元チームとして勝利で飾った。

 この試合で京大・村井選手は6得点をあげる活躍を見せた。午前中に開催された女子準決勝戦でも、関西地区代表の同志社大学#20・藤高彩選手が6得点をあげたが、この両選手の記録した1試合6得点は、2015年(第7回大会)終了時点で、まだ個人の1試合最多得点記録として残っている。

男子準決勝戦3男子準決勝戦4

 
 【激闘プレイバック・女子】 準決勝戦/日本体育大学 対 西南学院大学
 女子準決勝戦、日本体育大学(関東地区1位)と西南学院大学(4地区1位)の試合は、前年の「関東地区 対 九州地区」の試合と同様に、最後の最後まで結果が読めない激戦となった。

女子準決勝2女子準決勝3

チーム
前半
後半
延長
日本体育大学
6
3
1
10
西南学院大学
4
5
0
9
 序盤から西南学院大学(以下、西南)が勢いのよいスピードのある1対1を見せ、関東の学生が多い応援席から驚きの声があがる。いつも通りのプレーが見せられずにいた日本体育大学(以下、日体)だったが、5分に先制点を奪うと、徐々に追加点を重ねていく。一方、日体の攻勢にボールを持ち続けられない場面の続いた西南だったが、21分に得点を奪うと一気に盛り返し、立て続けに得点を奪う。前半は日体リードの6-4で終えた。

 後半、互角のアグレッシブな攻めが続きターンオーバーを繰り返すが、どちらもなかなか点が決まらない。インザクリースの判定で得点とならなかった日体だったが、ボール保持時間を増やし、シュートチャンスを増やし、チェイスを確実に獲り、追加点をあげていく。3点差に広がり日体ペースかと思われた矢先、西南ゴーリーが15mラインまで飛び出してのパスカットを見せ、流れは徐々に西南へ。立て続けにフリーシュートを決め点差を縮めた。日体が追加点を決めると西南もすぐに取り返し、点差が広がらない中、残り20秒、西南#47・花田沙織選手の滑るようなロールダッジから撃たれたシュートがゴールネットを揺らした。ここで試合終了の笛が鳴り、9-9でサドンビクトリーの延長戦へと突入する。

 延長戦のドローを獲ったのは西南。正確なパスと衰えない走力であっという間にゴール前にボールを運ぶ。西南#51・亀谷真里選手がゴール裏から1対1を仕掛けDFを抜くと、力強いシュートでゴールネットを揺らすが、インザクリースによりノーゴールの判定。会場からは歓喜と悔しさの入り混じった声の中、日体はこのクリアを丁寧に繋ぎ、その流れから#48・折原和枝選手がランニングシュートを決めた。10-9で日体が熱い接戦を制した。

女子準決勝戦3女子準決勝戦4

 
 優勝校
 決勝戦は、男子・早稲田大学 対 京都大学、女子・日本体育大学 対 同志社大学の対決となった。
 
 女子決勝戦は、日体が最初のドローを奪うと、1対1を仕掛け安定した攻めをしていく。日体が先制点をあげた直後に同志社も同点弾を決めるが、日体はどんどんシュートを撃ち込み、10分までの連続で5点を決める。後半に入っても、最初の得点は日体。だが、日体の反則から試合の流れは同志社へ。立て続けに得点をあげ、一時は7点に開いていた点差を2点差にまで追い上げた。だが、日体は試合終盤に本来のプレーを取り戻し、12-8で逃げ切った。日本体育大学が大学日本一の座に輝いた。

 男子決勝戦は、試合開始45秒で早稲田大学(以下、早稲田)が先制点を奪うと、その後も早稲田の攻撃が続き、1対1、ブレイク、ミドルシュートと様々な攻めで得点を重ねていく。京都大学(以下、京大)も反撃するが、早稲田のディフェンス陣の前に単発の得点しか奪ず、6-2で前半を終える。後半に入り、京大が点を奪うと早稲田が奪い返すという展開が続き、点差が縮まらない。両チーム最後まで攻めの姿勢を変えないまま、試合は12-7で終了。早稲田大学が初の栄冠を手にした。

第2回大会4第2回大会3
第2回大会6第2回大会5

 
「11月27日に、大学日本一が決まる!」
 決勝戦:2016年11月27日(日)
  ・東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場
 準決勝戦:2016年11月19日(土)・20日(日)
  ・[19日]愛知県(名古屋市)・港サッカー場
  ・[20日]大阪府(大阪市)・ヤンマーフィールド長居
 1回戦:2016年11月13日(日)
  ・東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場

 日本全国の学生チームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください!
 
過去の優勝校 男子 女子
第7回 (2015) 日本体育大学 明治大学
第6回 (2014) 慶應義塾大学 明治大学
第5回 (2013) 早稲田大学 慶應義塾大学
第4回 (2012) 慶應義塾大学 慶應義塾大学
第3回 (2011) 早稲田大学 関西学院大学
第2回 (2010) 早稲田大学 日本体育大学
第1回 (2009) 一橋大学 東海大学
大学選手権1大学選手権2
大学選手権決勝